• 投稿日:2024/12/07
  • 更新日:2025/10/14
翻訳ツールを使いこなすコツ:DeepLやGoogle翻訳を賢く活用しよう!

翻訳ツールを使いこなすコツ:DeepLやGoogle翻訳を賢く活用しよう!

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ゆん@英語×医療

ゆん@英語×医療

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要約
現役英語講師ですが翻訳ツールは使います。 翻訳ツールは便利ですが、そのまま使うだけでは不自然な文章になることもあります。ここでは、英語講師の視点でみた、♦️日本語↔︎英語翻訳のためにDeepLやGoogle翻訳を効果的に使うポイント♦️を例文を交えながらご紹介します!

こんにちは!

翻訳ツールは便利で優秀!どんどん質も上がるため、もう語学学習は必要ないのでは?と思いますが、やはり人間のチェックは欠かせません!👀

とはいえ、一緒に共生するとても良い仲間として、より分かりやすく、自然に使えるようになるコツを紹介します!

1. 短く、簡潔な文を入力する

長い文章を一気に翻訳しようとすると、ツールが誤解して不自然な結果になることがあります。短く分けて入力することで、正確さが格段に向上します。
入力例(長すぎる文):
スクリーンショット 2024-12-06 19.05.00.png短く文を分けた例:
スクリーンショット 2024-12-06 19.06.36.pngこれを英語に翻訳すると、それぞれの文がより正確に訳されます:
Yesterday, I went to see a movie with a friend. Afterwards, we had coffee at a café. We had a good time.

英語は「語順」が大切な語学なので、長々とした文にすると一体どの点が大事なのかが分かりにくくなります。なるべく、主語が異なる場合は別の文にした方が分かりやすいです。

この点は、翻訳に限らず、関係代名詞をよく使いたくなる点と同じで、なるべく2文以上に分けて伝えることをお勧めします。

例文(長すぎて途中で何を言いたいのか分からなくなり、主語が見失われています。):

The woman who is standing over there and who I thought was someone I had met before but actually turned out to be my teacher was talking to a man who seemed to know her.

これは、このように解体すると分かりやすくなります。

The woman standing over there is my teacher. At first, I thought she was someone I had met before. But it turned out I was wrong. She was talking to a man. He seemed to know her.

子供の日記みたいにならないか不安がる方もいらっしゃいますが、大丈夫です!相手にとって分かりやすい文の方がよっぽど良いです!👌

2. 主語・目的語・所有格を明確にする

特に日本語では、主語や目的語を省略することがよくありますが、これが翻訳ツールでは誤訳の原因になります。英語では主語と目的語が明確であることが重要です。

また、英語には所有格(誰の)の概念もあり、こちらにも大事になってきます。
例えば、日本語:昨日はすごく楽しかったね。とすると↓

スクリーンショット 2024-12-06 20.13.40.png

「誰が」楽しかったのか、「何が」楽しかったのかが不明になってしまいます。主語や文脈を補足するともっと明確になります!

We had a great time yesterday.(「私たちは」昨日とても楽しかった。)

The party was great yesterday.(昨日の「パーティーは」すごく楽しかった。)

そうすると、「誰が」「何が」楽しかったのか明確になり、翻訳結果が明確になります!上記画像にもある代案も参考にすると良いですね⭐️(ありがとうAI!!!)

DeepLでよく生じるのですが、まとめていくつかの文の翻訳をお願いすると何故か性別がおかしくなることもよくあります。

まとめて訳してもらっているのに、Heで始まったりSheで始まったりすることもあります。

謎の文↓

スクリーンショット 2024-12-06 20.19.32.pngスクリーンショット 2024-12-06 20.22.05.png勝手に「男性」と決めつけています...!!!笑

なので、日本語としては不自然な点もありますが、なるべく「彼は」や「彼女は」と入力すると分かりやすくなります。

スクリーンショット 2024-12-06 20.25.14.pngちゃんと女性になりましたね!笑

文も分けて、「誰が」「誰の」「何を」を付け加えるとより明確になります。

3. 翻訳後の文章を必ずチェックする

翻訳ツールが出した結果をそのまま使うのではなく、不自然な部分がないか確認しましょう。特に、文法や言葉のニュアンスに注意を払うと良いです。

あくまでも文字通りの翻訳なので、ニュアンスや文章の背景までは読み取れません。
例として、Google翻訳が以下の日本語を訳したとします:

日本語:彼女は忙しいので、すぐには返信できないと思います。

翻訳結果:Because she is busy, I don't think she can reply immediately.
この場合、「すぐには」をもう少し柔らかくする方が自然に感じることがあります。
修正例:She’s busy, so I think she might not reply right away.

また、「病院に行く」を訳してもらうと、英語はgo to a hospitalになります。

もしこれを言うと、「え!?大きな病院に行くの!?大丈夫!?」

となります。何故かというと、病院はhospitalで間違いないのですが、イメージでは大学病院だったり、大きな医療センターだったりするからです。

ナチュラルに伝える際は、see a doctorやgo to a clinicが主流です。

この辺は、やはり人間のブレインが必要ですよね⭐️

(なので語学学習はとっても意味があります!!!)

英語学習を今から始めようと迷っている方は是非こちらも参考にしてみてください✨

(英語は何から始めるべき?(おすすめの英語ドラマ付き!))

https://library.libecity.com/articles/01J8V5N6YK41VYJVE22VRMEY88

4. 同義語や類似表現を試してみる

一つの翻訳結果に違和感を感じた場合、別の言い回しを試すと良いでしょう。DeepLやGoogle翻訳では、提案される代替表現を活用できます。
例えば、「頑張って!」を翻訳したい場合:

翻訳候補1:Good luck!

翻訳候補2:Do your best!

翻訳候補3:Hang in there!

文脈に合った表現を選ぶと、より自然になります。また、とってもいい英語の勉強にもなりますね😆

5. 最後に自然な表現に調整する

こちらで自分の知識と学習経験を組み合わせてよりナチュラルにする必要があります。

翻訳ツールを使った文章をベースに、自分で少し調整することで、さらに読みやすい文章が完成します。英語では特に、語順や前置詞を微調整すると効果的です。
例えば:

翻訳結果:That product is sold out.
これにご自身の知識を使って文脈を加えることで、より明確になります:
The product you were asking about is sold out.

やっぱり語学学習しているとこんなアレンジもきけて、たのしいです!!😆笑

おまけ(DeepL、Google翻訳、ChatGPTを使って語学学習する)

最後におまけですが、正しくて分かりやすい文を翻訳してもらった後は、読み上げ機能を押してみてください。

そして、そちらで正しい音を認識し、せっかくなら声に出してリピート&シャドイングしてみてください🎵

しっかりとした英語の勉強もでき、一石二鳥です🦆🦆

まとめ

DeepLやGoogle翻訳を活用する際は、入力する文章を短く分け、主語・目的語・所有格を明確にし、翻訳後の文章をしっかり見直すことがポイントです。同時に、自分で自然な表現にアレンジすることで、より良い文章を作れるようになります。ツールを上手に使いこなして、スムーズなコミュニケーションを楽しんでくださいね!

一緒に頑張りましょう!🔥

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