- 投稿日:2025/04/05

こんにちは。もしです。
突然ですが、みなさんは「突発性難聴」という病気をご存じでしょうか?
突発性難聴とは、ある日突然耳が聞こえにくくなる原因不明の病気で、早期治療がとても大切だとされています。
今回は、私が学生時代に突発性難聴を経験したときの出来事や、そのときの心境、そこから得た教訓についてお話しします。
同じような症状で「もしかして…」と不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。
1. 発症の経緯ときっかけ
突発性難聴を発症したのは、大学1年の夏のことでした。
ある朝、目を覚ますと、左耳に違和感を覚えました。耳が詰まっているような感覚と、「キーン」という高い音がずっと鳴り続けていたのです。最初は「なんか変だな」と思いつつも、「そのうち治るだろう」とあまり気にせず、講義へと向かいました。
ところが、昼を過ぎても症状はまったく治まらず、少し不安になった私は、母と電話で話す機会があったので、今の状況を伝えてみました。
すると、「今日中に耳鼻科に行きなさい」と強めに言われました。
「ちょっと大げさじゃない?」と思いながらも、夕方になっても症状に変化がなかったため、近所の耳鼻科を受診。
そこで「突発性難聴の可能性がある」「入院が必要になるかもしれない」と説明を受け、翌日すぐに総合病院での診察を勧められました。
最初は「寝不足や疲れのせいかな」と軽く考えていた私でしたが、この頃には、「このまま耳が聞こえなくなったらどうしよう」という恐怖が、じわじわと大きくなり始めていました。

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