- 投稿日:2024/12/12
- 更新日:2025/10/03

一時期『FIREの聖地』・『セミリタイアの聖地』としてネット上で有名になっていたので、知っている方も多いかもしれませんが、
1R賃貸の家賃が安いエリア、大分県の杵築(きつき)市・国東(くにさき)市について紹介していきます。
ちなみに、杵築市と国東市は隣接する市です。
杵築市・国東市の家賃相場
杵築市・国東市のある大分県の家賃相場をSUUMOで検索してみた結果が下の画像です。
杵築市がダントツで安くて、国東市も他と比べると安いことが確認出来ると思います。
杵築市の家賃相場
上記の表を見ていただいて分かる通り、家賃相場が安いです。
家賃一万円〜二万円程度の部屋が数多く存在します。
家賃の平均が安いので、
✅築古でない・✅バストイレ別・✅独立洗面台といった条件面にこだわりがある場合でも、格安家賃の部屋を借りることが出来ます。
市街地エリアにも、市街地から離れた田んぼや山の中のエリアにも賃貸物件があるので、
わりと自分にあった好きな住環境を選ぶことが出来ます。
国東市の家賃相場
上記の表を見ると、杵築市よりは高い相場となっていますが、
実際に賃貸の検索サイトを使って調べてみると、家賃一万円未満〜二万円の部屋がたくさんあります。
国東市には大分空港があり、その近辺に賃貸物件が多くあります。
東京・名古屋・大阪へ行く機会が多い方は、空港の近くに住むと便利かもしれません。
家賃が安い理由
家賃が安いということは、治安が悪かったり何か問題があるのでは!?
そう心配になってしまう方もいると思うのですが、そんなことはありません。
このエリアの家賃が安いのには、ちゃんとした理由があるのです。
もともと杵築市には大企業の工場があり、そこで働く人が住むことを見込んで、多くのアパートが建設されました。
また、新工場が出来るという話もあり、農地だったエリアなどにも多くのアパートが建てられたそうです。
ところがリーマンショックの煽りを受け、大幅な人員削減や工場の撤退等があり、賃貸の需給バランスが大幅に崩れることになってしまいました。
結果、賃貸の家賃は大暴落…
一時期に比べると家賃相場は落ち着いたようですが、それでも供給の方が大きく上回っているため、このように家賃の安いエリアが形成されています。
杵築市・国東市での暮らし
続いて、杵築市・国東市での暮らしのメリットとデメリットをまとめていきます。
(写真は国東市の小城展望公園から望む大分空港)
メリット
・生活コストが抑えられる
家賃が安い分、生活に必要な金額も少なくなります。
・自然が豊か
海も山も田畑もいっぱいあるので、自然豊かな環境で生活出来ます。
・空港が近い
鉄道でのアクセスは不便なエリアですが、空港が近いので大都市へのアクセスは意外と良いです。
デメリット
・車社会
市街地と電車の駅が離れており、バスも便数が多くない(場所にもよるが一時間に一本程度)ので車がないと不便です。
ただ、車を持たずに自転車や原付で生活されている方もいらっしゃいます。
・店が少ない
スーパー・ドラッグストア・電気店・ホームセンター等、生活に必要な店舗は揃っていますが、チェーン店でもユニクロ・マクドナルド等は市内にありません。
・仕事が少ない
仕事が少なくなった結果人が減って家賃が安くなったエリアなので、当然仕事はあまりありません。
パート・アルバイトやスキマバイト等の募集はあるので、数万円稼ぐぐらいなら問題ないかと。
・プロパンガス
都市ガスは通っていないので、プロパンガスになります。
都市ガスの物件に住まれている方は、移り住んだ際に光熱費が今より高くなると思われます。
最後に
家賃相場の安い杵築市・国東市についてまとめてみました。
自分は現在杵築市に住んでいるのですが、もともと田舎が好き&ドライブ好きなこともあり、とても快適に暮らせています。
固定費の低い生活は心のゆとりが出来るので、個人的にはすごくおすすめです。
仕事を辞めたのでしばらくのんびりするために、フリーランスの事業が軌道に乗るまでの間だけ
そういった感じで一時的に移り住んでみるのも面白いんじゃないかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでもなにか参考になれば幸いです。