- 投稿日:2024/12/22

1. 介護は突然に。。。。
「もし家族が突然、介護が必要になったらどうしますか?」
例えば、お母さんが骨折して歩けなくなったり、認知症で一人暮らしが難しくなったら――。
そんな時、あなたは…?
2. 昔はどうしていた?
実は、昔の日本では、家族が高齢者の介護をするのは当たり前の景色でした。
おじいちゃんやおばあちゃんに介護が必要になったら、家族が仕事や家事の合間に支えるという時代です。
介護という言葉すら、あまり一般的ではなく、「面倒を見ている、世話をしている」という表現の方が一般的な時代でした。
しかし、時代は変わったのです。
3. 介護保険制度が生まれた理由
⭐️高齢者が増えた
→ 医療の進歩と共に「長寿の時代」になったことで、介護が必要な人が急激に増えました。最近では「超高齢社会」「人生100年時代」と言われていますよね。
⭐️核家族化
→ 例えて言うなら、ちびまるこちゃんの家庭のような、おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん、こども、の「3世代で暮らす家庭」が減ったことで、家族だけで介護を支えるのが難しくなりました。
⭐️働く世代の負担
→ 介護のために仕事を辞める「介護離職」も増え、大きな社会問題がでてきました。
こうした問題を解決するために、2000年に介護保険制度 がスタートしました。覚えやすいですね。2000年。
2000年といえば世の中が「ミレニアム!」と騒いでいたあの時代です。
この年に生まれた子どもは「ミレニアムベビー」と呼ばれましたね。
そうそう、「ミレニアム」と「沖縄サミット」を記念して2000円札が発行されたのも、2000年でした。
そんな年に、介護保険制度も「オギャー!」と産声をあげたのです。
どんな制度か。簡単に言うならば、
家族だけに頼るのではなく、社会全体で高齢者を支え合う仕組み です。

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