- 投稿日:2024/12/18
- 更新日:2025/10/05

電話で2時間愚痴をきかされる
はじめに書きますが、私はその友人が好きです。
愚痴っぽい、愚痴の無限ループ以外のところは、尊敬すべき人です。
当初は真剣に話を聞いていました。
でも、「こう考えたら?こうしたら?」と言っても、同じ話を延々とループ。申し訳ないのですが、私にとってそんなことで悩んでいる時間がもったいないよ!と思うくらいの悩みで、1時間以上拘束されてしまうのは、とてもしんどいです。(深刻な悩みであれば、私も真剣にききますが)
結局はただ言いたいだけ
アドバイスをしても、実行することはありません。
『結局はただ悩みを言いたいだけ。一緒になって文句を言ってもらいたいだけ』
ということに気付きました。
会うたびに同じような事を聞かされ、話を変えようとしても戻される
「なんか、私ってゴミ箱みたい」
と悲しくなりました。
この歳になって人の悪口を言いたくない
ただ「うんうん、そうだね」と聞いてあげるのがベストだということは分かりました。
ですが、同調することで自分も人の悪口を言うことになります。
中学高校時代のようなノリで、一方の話だけを聞いて同じように嫌いになってくれと言われているようで、しんどいです。
そもそも、この歳になって人と戦うとか、こらしめようなんて元気はないのです。
電話の後頭痛がするように
一度電話がかかってくるととても長いです。
夜、仕事から帰ってゆっくりしたい。強引に切れない私も悪いのですが、電話の後はもれなく体調が悪くなります。
悪口って負のエネルギーです。マイナスイオンならぬ負のシャワーをずーっと浴びせられている気がします。悪口を聞くのは体力がいる。
そして、ずっと聞かされればそれなりのダメージがあるのだと気付きました。
わが子の愚痴は親の義務
当然、家族(子ども達)の話を聞くのも辛いのですが、これは親の努めだと思って聞いています。
「嫌なことがあったら、お母さんに言いなさい。友達の悪口もお母さんには言ってもいいよ。ただし、学校の子には言わないで」
と言っています。
子どもも大きくなったので、私も自分の愚痴を時々聞いてもらう事があります。
嫌な事をずっと考えてしまう人へ。のマインドフルネス的対処法
私はマインドフルネスの教室に2年ほど通っていました。
そこで、心のありようとか、嫌な事があった時の受け流し方を呼吸とともに学びました。
「嫌な事を頭で反復することは、もう一度頭で同じ体験をして自分の脳を傷つけているのと同じこと。
その行為に気付くことで、反復をストップする。」
「そして、今すべきことに思考を移す」
今、この瞬間に五感に感じているものに意識を集中させ、淡々とやるべきことを行うことで、なるべく脳を負の感情から解放してあげるのです。
私のおすすめは「クレヨン画」
マインドフルネスは過去や未来の悩みに支配されず「いま、ここ」に集中すること。
その手段として、マインドフルネスでは深い呼吸を学びます。
クレヨン画も私には効果がありました。
手に伝わる画用紙の感触、クレヨンがたてる音、色の移り変わり・・そこに集中することで頭の中が空っぽになり、その間悩みも忘れています。
愚痴のゴミ箱にならないために
相手の為に真剣に話を聞いてあげたい気持ちはあります。
ですが、それを受け入れる自分のキャパを考えてある程度時間を区切ることも必要です。
また、夜は時間の制限がないので長話になりがち。
今後はランチの時間にしようかと思っています。