- 投稿日:2024/12/21
- 更新日:2025/09/29

前書き
漫画・アニメ好きで楽しみにしている方も多いと思いますが、もうすぐ冬コミの季節です。
同人誌を印刷してくれる会社は数多くあり、各社によって印刷の特色があるため、同人誌を数多く制作している人の中には印刷会社を使い分けている人もいるほどです。
ただし、今回のテーマはそういった同人誌制作というよりは、自己実現のために趣味で研究本を製本する際に、手軽かつ格安で製本する方法をご紹介するものです。
本論
簡単な自己紹介
私はもともと大学院博士課程を修了して研究者の道に進みたいと考えていましたが、諸般の事情により修士課程まで修了した段階で研究とは無縁の仕事に就職しました。
しかしながら、土日等の余暇の時間を活用して在野での研究活動を続けており、成果物をどのように製本するかを過去に模索してきました。
キンコーズの場合
最初に活用したのはキンコーズ、いわゆるビジネスコンビニです。
手軽に活用できる半面、価格表を見ると結構割高です。
例えば100ページの冊子(白黒)をPDFデータ入稿する場合、
PDFファイル手数料550円+14円×100円=1,950円
となります。(更に別途表紙の加工料金がかかります。)
ごく少数の人(2~3人)に卒論や修士論文を製本してお渡しする際に活用しましたが、もう少し多くの部数、例えば50部製本しようと思うと、1,950円×50部=97,500円もかかってしまいます。
ちょ古っ都製本工房にたどり着いた!
ある時、ビジネスコンビニよりも同人誌印刷のサービスを活用した方が格安なのではないかということに気がつき、ポプルスを利用して研究本を製本しました。
その後も同人誌印刷のサービスをインターネットで探していて最終的にたどり着いたのがちょ古っ都製本工房です!
ポプルスも同人誌印刷会社の中では割安な方でしたが、ちょ古っ都製本工房はそれ以上に驚くほど格安でした。
価格表を見てもらうとすぐに分かりますが、先ほどと同様に100ページの冊子(白黒)をA4サイズで50部作製する場合、何と12,580円という価格です!(ただし、納期が一番長い10営業日コースの場合)
この安さは、単純にコンビニの複合機で印刷する場合を考えるとよく分かるかと思います。
一ページ印刷するのに10円かかるので、単純計算で
10円×100ページ×50部=50,000円
となります。(しかもコンビニだと製本はできない。)
ちょ古っ都製本工房の格安の秘訣は、同人誌印刷専業ではないことに起因しているように思います。
同人誌だけでなく、地域の少年野球やサッカークラブの文集、修学旅行のしおりといった活用例が示されています。
「同人誌をバンバン売って利益を出したい!」という場合には、同人誌印刷専門の会社を利用するのがよいと思いますが、自分の成果物としての研究本を印刷して友人・知人に配るという場合には、ちょ古っ都製本工房が非常にお手軽だと実感しました。
まとめ
ちょっとした冊子を製本したいという場合、ビジネスコンビニを活用するという方法もありますが、同人誌印刷のサービスを活用した方が格安な場合が多いです。
その中でもちょ古っ都製本工房は破格なので、製本を考えていらっしゃる方はご検討に入れていただくとよろしいかと思います。