- 投稿日:2024/12/24
- 更新日:2024/12/25

皆様、こんばんは。77記事目の なんちゃ です。
タイトルの「歓楽哀情(かんらくあいじょう)」という四字熟語をご存じでしょうか?
私はこの言葉をずっと心に留めながら観劇オタ活動を30年以上続けています。
この言葉の意味は
喜びや楽しみの感情が行き着くところまで行くと、かえって哀しい感情が生まれるという意味です。
漢武帝の「秋風辞」に由来しています。
原典は漢の武帝の「秋風辞」
「歓楽極まりて哀情多し」は、漢の武帝劉徹(前156年-前87年)が作った「秋風辞」という詩に由来する表現です。
この詩は、武帝が44歳の時に河東汾陰(現在の山西省)で土地神を祭った帰りに作られました。 詩の内容は以下のようなものです: 1.秋の風景描写から始まり、美しい花々や宮廷の美女たちの姿を詠みます。 2.汾河を渡る豪華な船上での宴会の様子が描かれ、音楽や歌声が響きわたります。 3.楽しい宴会の最中に、突然の哀しみが湧き上がってきます。
この詩の中で「歓楽極まりて哀情多し」という一節が登場し、喜びが極まった時にかえって悲しみの感情が生じることを表現しています。
武帝はこの詩を通じて、以下のような感情を表現しています
1.治世30年近くを経た漢王朝の絶頂期にありながら、秋風に感じた寂しさ 2.老いの予感 3.充実した治世がいつまで続くかという不安 この表現は、人生の喜びと悲しみが表裏一体であることを示す格言として、後世に広く知られるようになりました
パプちゃん検索より

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