- 投稿日:2025/01/15
- 更新日:2025/01/15

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要約
私はリハビリ職の作業療法士として今まで何百人もの患者様と接してきました。
高齢になると骨粗鬆症、筋力低下、バランス能力の低下等の様々な要因が重なり転倒、骨折に至りやすいです。その中でも部位毎に予後にも影響するため自分自身、家族がいざ骨折した時の知識に参考になればと思います。
まず私はリハビリ職(作業療法士)として今まで何百人と患者様と接してきました。その経験の中での知識を共有することで、いざ自分自身やご家族が骨折した時に必要な知識の一部となって頂けると幸いです。
1.高齢者に多い骨折とは?
まずは一般的に高齢者に多い骨折を紹介します。
↓下図の4つが高齢者の四大骨折と言われています。
①上腕骨近位端骨折
腕の付け根の骨折で、転倒時に肩を直接打ったり、肘や手をついたりした際に発生します。
②脊椎圧迫骨折
背骨の骨折で、尻もちをつくことで起こることが多いです。骨粗しょう症が進行すると、日常生活の動作でも重い荷物を持ったり、中にはくしゃみをしただけでも発生することがあります。
③橈骨遠位端骨折
手首の骨折で、転倒して手をついた時によく起こります。
④大腿骨頸部骨折
太ももの付け根の骨折で、転倒によって起こります。
寝たきりの原因となる可能性が高く、社会問題となっています。
2.入院にかかる日数

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