- 投稿日:2025/08/24

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要約
退職金は一括がお得?年金が安心?いいとこ取りで併用?
退職金の受け取り次第で将来の医療費や介護費用の自己負担が変わることはご存知でしょうか。
受け取り方で税金の扱いも異なるため、退職前にライフプランを見すえて選ぶことが大切です。
薬局で働いていた時、患者さんからこんなお話を伺いました。
「退職金を年金形式で受け取ることにしたら、医療費が3割負担になって困ってるんです。」
持病による通院や入院、リハビリなど、すべての医療費負担が重く、生活が大変とのことでした。
高齢になると通院や入院の機会が増え、いずれは介護を受けるようになるでしょう。
医療費や介護費用の自己負担金は、所得によって区分されているため、受け取り方次第で自己負担額が変わるんです。
退職金にかかる税金はどのくらい?
退職金は他の所得とは合算せず、「退職所得」として分離課税されるため、税金面では優遇されています。
また、退職金額(額面)が退職所得控除額より少ない場合は、税金がかかりません。
※iDecoをしている場合、退職金と合算になるので注意が必要です!
退職所得控除額の計算方法
退職金(一時金)を受け取った場合、まずは退職所得控除額を以下のとおり計算します。
控除後の金額を1/2にして計算するため、通常はとても有利な課税方法です。

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