- 投稿日:2025/01/26
- 更新日:2025/10/02

皆さんこんにちは!
ご覧いただきありがとうございます✨
内科医をしているルナです☺️
今回は、私が日頃から愛飲している『ほうじ茶』について、その健康効果を簡単にまとめてみました。
よろしくお願いします🌷
はじめに
ほうじ茶は、焙煎した緑茶から作られる日本茶の一種で、その独特な香ばしい風味が特徴です。
ほうじ茶の健康効果については、近年さまざまな研究で注目されており、以下のような具体的な成分と効能が挙げられます。
1. カフェインの低減によるリラックス効果
ほうじ茶は焙煎の過程でカフェインが他のお茶に比べて減少します。
そのため、次のような利点があります。
✔︎ リラックス&ストレス軽減効果✨
・緑茶に含まれるテアニン(アミノ酸の一種)はリラックス効果を持ち、焙煎後も一定量が残ります。
・カフェインが少ないため、就寝前や妊娠中の方にも比較的安全です。
2. ポリフェノール(カテキン)の効果
ほうじ茶にも、抗酸化作用を持つポリフェノール(主にカテキン類)が含まれています。ただし、焙煎によって一部が減少しますが、次のような健康効果が期待できます。
✔︎ 抗酸化作用✨
細胞の酸化ストレスを軽減し、老化防止や生活習慣病予防に寄与します。
✔︎ 抗菌作用✨
口腔内の細菌の増殖を抑え、虫歯や口臭の予防効果があるとされています。
3. 焙煎による新たな成分の生成
焙煎によって、ほうじ茶には以下のような新しい成分が生成されます。
✔︎ ピラジン類💐
焙煎時に生じる成分で、血行促進効果があると考えられています。これにより冷え性や血流改善に役立つ可能性があります。
✔︎ メイラード反応生成物💐
焙煎による化学反応で生成される物質で、香りを楽しむとともにリラクゼーション効果を高めます。
4. ミネラル類による健康効果
ほうじ茶にはカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが含まれており、次のような効果があります。
✔︎ 血圧調節✨
カリウムは余分なナトリウムの排出を促進し、高血圧予防に役立ちます。
✔︎ 骨の健康✨
カルシウムとマグネシウムは骨の健康維持に寄与します。
5. 胃腸にやさしい
ほうじ茶は焙煎によってタンニンの刺激が緩和され、胃に優しい飲み物として知られています。そのため、次のような方に適しています。
✔︎ 胃の弱い人🍀
胃への負担が少ないため、食後や体調が優れないときでも飲みやすいです。
✔︎ 妊娠中や授乳中の人🍀
緑茶などに比べてカフェインが少ないため、妊娠中や授乳中の人でも安心して飲むことができます。ただし、少量ではありますが、カフェインは含んでいるため、飲み過ぎには要注意です。
医学的見解とエビデンス
現在の研究では、ほうじ茶が特定の疾患の予防や治療に直接的な効果をもたらすと断言できるほどの十分なエビデンスはないものの、以下の点が支持されています。
✔︎ 生活習慣病予防✨
カテキンや抗酸化物質による心血管疾患リスクの低下が示唆されています。
✔︎ ストレス軽減と睡眠の質向上✨
焙煎による香り成分(ピラジン類など)と低カフェインの相乗効果がリラクゼーションを促進します。
摂取の注意点
✔︎ 過剰な摂取は、ミネラルバランスの乱れや体調不良を招く可能性があるため、適量を心がけましょう。
✔︎ 妊娠中や授乳中の方でも安全ですが、一日の摂取量(カフェイン含有量)に注意する必要があります。
まとめ
まとめると、ほうじ茶はリラックス効果や抗酸化作用、血流改善効果など、健康をサポートする多くの特性を持つ飲み物です。日常生活に無理なく取り入れることで、心身の健康維持に役立てることができると思います☺️
最後までご覧いただきありがとうございました✨
この記事が少しでも参考になった方、良かったなぁと思った方は、「いいね!」や「レビュー」、「ブックマーク」をしていただけると、とても励みになります😊
フォローも大歓迎です!!