- 投稿日:2025/02/08
- 更新日:2025/02/12
同じ「お金」であるはずなのに、それを使う目的や出どころによって使い方や気分が変わることはありませんか?
「ボーナスが出たから、ちょっと贅沢してもいいかな」
「旅行先で使うお金は “旅行用” だから、少し高くてもOK」
「臨時収入があったから、新しい服を買おう!」
実はこの現象は、「メンタルアカウンティング(心の会計)」と呼ばれる行動経済学の概念が深く関係しています。
あまり聞き慣れない言葉なので、丁寧に解説していきます。
1. メンタルアカウンティング(心の会計)とは?
メンタルアカウンティングとは、私たちが頭の中でお金に “ラベル” を付けたりや “用途” を分けたり、実際の金額以上に価値を変えてしまう心理的な傾向を指します。
同じ1万円でも、その1万円が「給料」「ボーナス」「お祝い金」「おこづかい」「へそくり」など、出どころや目的に応じて気分や使い方を変えてしまうのです。
例:ボーナスは “ご褒美用” と考えがち
普段なら買わない高額商品を買ってしまい、結果的に貯金が増えない。
例:へそくりは “なかったこと” にして浪費しがち
「使わずに寝かせていたお金だから、パッと使っても平気」と思いがち。
続きは、リベシティにログインしてからお読みください