- 投稿日:2025/02/18

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要約
サンクコスト効果とは、既に費やしたお金や時間に執着し、損切りできずに非合理な選択を続ける心理現象です。
使ってしまったお金に執着しすぎず、今後の価値に目を向けることで、この心理現象の束縛から自由になれます。
今回の『サンクコスト効果』は、名前は聞いたことなくても、誰しも一度は経験している、よくある心理現象です。
・せっかく入会金を払ったし、あまり行っていないけどジムを止めるのはもったいないから続ける
・面白くない映画だけど、チケット代が無駄になるからとりあえず最後まで観る
・全然着ない服だけど、高かったから捨てるのが惜しい
思い当たる節があるのではないでしょうか?
こうした心理的な迷いや後ろめたさには、サンクコスト効果が深く関係しています。
今回は、サンクコスト効果が私たちの家計管理や買い物に与える影響と、その回避策について解説します。
1. サンクコスト効果とは?
サンクコスト効果は
すでに支払ってしまったコストに執着し
非合理的な意思決定をしてしまう
心理的傾向を指します。
ここでいう「サンクコスト(埋没費用)」とは
もう回収できない費用(お金・時間・努力など)
のことを指します。
例
・行かなくなったジムの会費「入会時にお金を払ったからもったいない」と思い、行く頻度も低いのに惰性で払い続ける。
・読み進めても面白くない本「もう1,500円払っちゃったし、途中でやめるのは損」と感じて時間を浪費する。

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