• 投稿日:2025/02/20
  • 更新日:2025/02/20
守る力がUPする行動経済学⑮『感応度逓減性』~「差は同じなのに、損得の感じ方が変わってしまう」心理

守る力がUPする行動経済学⑮『感応度逓減性』~「差は同じなのに、損得の感じ方が変わってしまう」心理

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要約
同じ金額の差でも、大きい買い物ほど誤差に感じやすいという「感応度逓減性」。 これが原因で、金額が大きい時の数千円の差を軽視し、大きな支出が膨らむ恐れがあります。 まず固定費を優先的に見直し、絶対額と長期的視点を意識することで、無駄な損失を抑えることができます。

皆さんは、以下のようなことを感じたことはありませんでしょうか?

・500円の割引は嬉しいのに、5万円の買い物での500円の割引だとあまり得した気がしない

・100円値上がりすると痛いのに、1万円の出費が1万100円になるとそれほど気にならない

・ポイント還元を追いかけて数百円の得を必死に狙うのに、大きな買い物の数千円差は気にしない

実は、こうした「同じ額(差額)でも、得だと感じる度合いや損したと感じる度合いが変わってしまう」現象は、『感応度逓減性』(かんのうどていげんせい)と呼ばれる心理的特性によるものです。

1. 感応度逓減性とは?

感応度逓減性とは
同じ数値・金額の変化であっても
ベースとなる金額の大小によって
その増減を大きく感じたり、小さく感じたりする
心理的傾向を指します。


・小さな金額の範囲での増減は、より大きな影響(喜びや痛み)を感じやすい。

・大きな金額の範囲になると、同じ増減額でも相対的な影響が小さく感じられやすい。

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