- 投稿日:2025/02/15
- 更新日:2025/03/05

なぜマイナーなの❓🤔 「事業主貸」・「事業主借」/(元入金)
「事業主貸」・「事業主借」 といういわゆる”事業主勘定”見たことはあるけど、使ったことはないという人もいらっしゃるのではないでしょうか?
簿記3級は勉強したけど、見た覚えがないという方もいると思います。
「事業主貸」・「事業主借」は、【個人事業主】にのみ関係のある勘定科目です。[副業をする人(青色申告者)も関係あります]
(※簿記3級の対象は、会社[法人]なので学習範囲外なのです)
そんな「事業主貸」・「事業主借」について分かるように解説いたします。
少しだけ、難易度は高めです。
事業主勘定とは❓
事業主勘定とは、個人事業主が「プライベート」と「事業用」のお金を区別するための勘定科目です。(会社[法人]の簿記では出てきません)
「事業主貸」 と 「事業主借」の2つに分かれます。
事業用のお金 から 個人(プライベート)に使ったら、「事業主貸」
個人(自分)のお金を事業用に使ったら、「事業主借」です。
【個人事業主】は、事業と個人が同一人格のため、収支の区別が困難で、
口座管理・金銭管理を分けるのが難しい場合があります。
口座管理・カードをビジネス(事業)用とプライベート(個人)用に分けて完全に別管理をすれば、解決なのですが、現実的には、簡単にはいきません。個人用のクレカで、事業用の買物をしたり、生活費を事業の儲けから出すことは日常的にあるはずです。(税金は?、社会保険料は?など)
現実的には口座を分けていなかったり、(プライベート・事業支出を明確に分けておらず) 複数の口座にまたがって事業をしていることが多いです。
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簿記会計では、事業用以外のお金の出入りは、除外する必要がありますので、「事業主貸」 と 「事業主借」の『事業主勘定』を使用するのです。

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