- 投稿日:2025/02/14
- 更新日:2025/10/08

本記事にアクセスいただき、ありがとうございます。
今回は、私の職場周りにいる説明が上手な人・下手な人の特徴を5つピックアップしましたので、説明が上手い方も下手な方も参考になればと思います。
結論
説明が上手な人・下手な人の特徴5選
【上手な人の特徴】
1.明確で簡潔な言葉を使う
2.全体構造を意識して説明する
3.相手の理解度に合わせて言葉のチョイスを変える
4.具体的な例え、モノを擬人化して伝える
5.視覚的な補助を使って説明する(ホワイトボードや紙)
【下手な人の特徴】
1.抽象的で曖昧な言葉を使う
2.論理的な構成が欠けている
3.一度に多くの情報を詰め込みすぎる
4.相手の反応を無視して話し続ける
5.難しい言葉や専門用語を多用する
解説:上手な人の特徴5選
1.明確で簡潔な言葉を使う
複雑な内容でも、相手が理解しやすいように簡単な言葉や短い文を選んで、なるべく専門用語を避け、わかりやすい言葉で説明してくれます。
簡単な言葉や単語ゆえ、聞き手・話し手の脳内イメージが一致でき、お互いの理解が進みます。
イメージとしては、自分が教師になって子どもに説明するようにです。
2.全体構造を意識して説明する
話をする初めに全体像を伝え、次に詳細に入る、最後にまとめるといった流れで、聞き手が論理的に内容を追いやすいように構造を整え、段階的に説明をしてくれます。
それにより今どこの部分の話をしているのかがわかりやすくなります。
学長も税や社会保険などの説明のときは、全体像から話をされることが多いですよね。
3.相手の理解度に合わせて言葉のチョイスを変える
相手の反応や理解度に応じて、説明する単語や言葉選びを調整する柔軟性があります。質問を受け入れて、必要に応じて補足説明をすることができる人は、説明が上手です。
4.具体的な例え、モノを擬人化して伝える
抽象的な概念や理論を具体的な例や身近な例に置き換えて説明をしてくれます。
例えば、学長の動画で”「投資」と「貯蓄」どちらを優先するべきか解説”の動画では、「投資くん」と「貯金くん」が出てきます。
(画像:リベYoutubeより)
本来、投資や貯金は人ではない概念ですが、擬人化してイメージを持たせてくれるわかりやすい例だと思います。
聞き手の脳内では、この2人が出てきて会話しているイメージができますよね。
5.視覚的な補助(ホワイトボードや紙)を使って説明する
ホワイトボードや紙を使って視覚的に情報を集約することで、複雑な情報を整理でき、聞き手の理解を深めてくれます。
それだけでなく、様々なメリットがあります。
・話す側にとっても図解や表にすることで話す内容を整理でき、誤りにも気づけます
・書いた内容を写真にとり、他人に共有・見返しができます
これらの特徴を持つ人は、情報を伝える際に非常に効果的で、聞き手にとって理解しやすい説明ができると言えると思います。
解説:下手な人の特徴5選
1.抽象的で曖昧な言葉を使う
具体的な例や詳細を省略し、抽象的な言葉や曖昧な表現で説明することが多く、聞き手が理解しづらくなります。何を言っているのかが不明確なため、混乱を招くことが多くなります。
2.論理的な構成が欠けている
話の流れや構造が整理されておらず、順序立てて説明できない場合があります。情報がバラバラで、最初に言ったことと後に言うことが矛盾していることもあり、聞き手は混乱しやすくなります。
3.一度に多くの情報を詰め込みすぎる
重要なポイントや要素、重要ではない要素などを一度に大量に詰め込み、聞き手が消化できない情報量を一気に与えてしまう。
一呼吸おく間もなく、とりあえず情報を滝のように話をします。このような場合、何を話したいのか聞き手は混乱になります。
4.相手の反応を無視して話し続ける
相手が理解できているか、興味を持っているかを確認せず、一方的に話し続けることが多いです。相手の反応を見て説明の仕方を調整しないため、聞き手が退屈したり、理解できなかったりします。
5.難しい言葉や専門用語を多用する
自分が理解している内容でも、聞き手にとって難解な専門用語を多く使ってしまうことがあります。聞き手は専門用語を理解するために、その専門用語の意味を調査・検索するので、話が入ってこず、お互いに非効率な会話になってしまいます。
これらの特徴を持つ人は、説明が難解になりやすく、聞き手にとって理解しづらい情報提供になります。
まとめ
以上、私の周りにいる説明が上手い人の特徴と下手な人の特徴を5つピックアップしました。
もし、上手い人の特徴が3つ以上あれば、自信を持ってください!
もし、下手な人の特徴を3つ以上あれば、改善していきましょう!
説明するのが苦手・下手な人はまずは上手い人の特徴をつかみ、真似するところから始めましょう
皆様の参考の記事になれば幸いです。
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。