- 投稿日:2025/03/09

はじめに
私たちの人生の約3分の1を占める「睡眠」。その質は、私たちの健康状態、認知機能、さらには寿命にまで影響を与えることが科学的に証明されています。しかし現代社会では、多くの人が睡眠障害や睡眠不足に悩まされているのです。
筑波大学の柳沢正史教授は、睡眠研究の世界的権威として知られています。2003年にオレキシンという睡眠覚醒を制御する物質を発見し、ナルコレプシー(突発性睡眠症候群)の原因解明に貢献した柳沢教授の研究は、質の高い睡眠を得るための具体的な方法を私たちに示してくれます🛏️
🧑💻私はかなりの医療オタクで、最近柳沢先生の著作や解説を読んで勉強しています。とにかく説明がわかりやすいのでオススメですよ✨
本記事では、柳沢教授の研究成果をもとに、誰でも実践できる良質な睡眠を得るための3つの黄金ルールをご紹介します。
1. 良質な睡眠のための環境づくり
寝る前は強い光を避ける
柳沢教授の研究によると、就寝前の強い光、特にブルーライトへの露出は体内時計を狂わせ、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制します。これにより、眠りにつくまでの時間が長くなり、睡眠の質が低下します。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください