- 投稿日:2025/03/17
- 更新日:2025/10/20
YouTubeは、こどもたちにとってエンターテイメントの大きな一部です。
アニメ、ゲーム実況、教育コンテンツなど、多くの魅力的な動画があり、簡単にアクセスできるため、時間を忘れて見てしまうことが多いです😨
しかし、見過ぎがこどもの発育にどんな影響を与えるのでしょうか?
どうしたら、YouTube見過ぎ問題に効果的に対処できるのでしょうか?
YouTubeのメリット
①教育的なコンテンツ📚
YouTubeには、こども向けの教育的なコンテンツが豊富です。
例えば、英語学習や科学実験、歴史など、学校では学べない内容に触れることができます。
②創造力の向上🎨
DIY動画やアート、クラフトのチュートリアルなど、こどもが自分で作ることを学ぶチャンスも増えます。
③興味を広げる👀
音楽、スポーツ、ゲームなど、こどもの興味を広げるツールとしても使えます。
YouTubeの見過ぎによるデメリット
①身体的影響⚠️
長時間のスクリーン視聴は、視力の低下や肩こり、頭痛などの身体的な問題を引き起こす可能性があります。
さらに、座りっぱなしの時間が増えることで、運動不足や肥満のリスクもあります。
②心理的影響⚠️
YouTubeでの視聴が増えると、実生活の人間関係や学業に影響を与えることがあります。
親や友達とのコミュニケーションが減る、学校の宿題を後回しにするなどの問題が生じることもあります。
③依存症の危険⚠️
YouTubeはアルゴリズムによって次々と動画を提案し、視聴時間を延ばすことが特徴です。
これが習慣化し、YouTube依存症に繋がる可能性があります。
こどものYouTube見過ぎを避ける4つの方法
①時間制限を設ける🕰️
親が具体的な時間制限を設け、1日にどれくらいYouTubeを見るかを決めることが大切です。
例えば、「1日に30分まで」や「学校が終わってから1時間まで」など、ルールを守ってもらうことが重要です。
②一緒に見る👀
こどもと一緒にYouTubeを見て、その内容について話し合うことで、学びを深めたり、親子のコミュニケーションを取ることができます。
③視聴するコンテンツを選ぶ☝️
YouTubeには多くのコンテンツがありますが、すべてがこどもにとって適切なわけではありません。
こどもが見るべきコンテンツを親が選んで、視聴を管理することが大切です。
④視聴時間を管理するアプリを活用📱
親がこどものスクリーンタイムを管理するためのアプリ(例:Googleの「ファミリーリンク」やAppleの「スクリーンタイム」)を活用することで、視聴時間を制限しやすくなります。
⚠️これだけは気をつけたい!怒らない声かけ
現代のこどもたちは、スマホやタブレットを使ってYouTubeを見ることが日常的になっています。
画面をずっと見続けることで目が悪くなるのではないか、と心配になったり、約束が守れない子に育ったら大変だから、今のうちになんとかしなきゃ…と悩んだりした結果、ついつい怒ってしまいますよね😅
しかし、感情的になって怒ることは、子どもの反発を招いたり、無駄にストレスが溜まったりする原因にもなります。
わたしたち大人だって、できることなら仕事に行かず家事もせず、YouTubeを好きなだけ見続けて暮らしたい!
けれど大人たちは、仕事をして家事をこなし、やるべきことをやったあとで、YouTubeを見るための時間をつくっているんです。
すなわち、いちばんの問題は「YouTubeばかりを見ている」ことではなく「やるべきことができていない」、また「やるべき優先順位がつけられていない」ことなのです。
だから、わたしたちがこどもに対してサポートしていくべきことは、
「宿題などのやるべきことを優先する」ことで得られるメリットを理解し、実践できるような環境設定や、折り合いをつけていく手助けです。
ここで大事なのが、どう声かけをするかです。
❌ 「宿題しないとYouTubeは見られないからね😤」
「もう終わりにしなさい!」
「YouTube禁止にするよ💢」
‥と、ついつい言ってしまいますが、否定的な言葉が並ぶので、やっぱり心もチクチクします。
これらの声かけよりも、やるべきことやメリットを具体的に伝えるほうが、よりパンチ力が増します。
大切なのは、見通しをもてるポジティブな声かけ✨です!
⭕️ 「この動画が見終わったら、次は外で遊ぼう!」
「宿題したらYouTube見て良いよ👍」
「今日見た中で覚えている動画を後で教えてね」
「その動画で見た料理、一緒に作ってみようか🍳」
肯定的な声かけを通じて、YouTubeを学びの教科書として活用し、こどもの成長を促すことができます。
大人はどうしても、こどもが「自分の思い通りにいかない」ことについ腹を立ててしまいます。
ですが、「自分たちの思うようにこどもたちをコントロールすること」が正解と思っているわけではないはずです。
常に大人の言うことを聞くだけのこどもを育てていきたいわけではないんです。
親も完璧ではなく、イライラすることや感情をコントロールできないことがあります。
これは自然なことなので、自分の感情に向き合いながらこどもと接することが大切になってきます。
自分自身で「これをすれば、こんな(楽しい)ことがあるんだ!」を学んで、できる限り自分の足で進んでいってほしいのが親の願い🙏
だから「(できるだけ具体的で楽しい)見通し」をもたせる言葉を選んでいきましょう!
YouTubeは、適切に管理すればこどもの好奇心を満たし、大きな学びに変えることができる有益なツールとなります。
YouTubeを「悪」と捉えるのではなく、特徴を活かし適切に活用することで、正しく楽しく向き合っていきたいです🥺✨