- 投稿日:2025/03/20
- 更新日:2025/10/10
お金が破れても対処は簡単
皆さん、お金が破れてしまったことはありますか? 「犯罪になってしまうのか?」「交換してもらえるのか?」と焦りますよね。
でも大丈夫!結論としては、普段学長から近づくなと言われている銀行の窓口にチラッと寄るだけで交換してもらえますし、犯罪にもなりません!
私の経験を含めてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
事件発生
先日、我が家でとある事件が起こりました。
いろはす「うわぁー!なにやっとるん!(広島弁)」
次女(1歳)「?」
ふと目を離した隙に、次女が私の財布を開け、手には破れた5,000円札を持っていました。
実際に破れた5,000円札はこちら。
あぁ…津田梅子さんが真っ二つに……。どこかで「切れ端が残っていれば、その割合で交換してもらえる」と聞いたことがある気がしました。
今回の場合、4,000円と1,000円に分けて交換されるのでしょうか?
早速、交換が可能か調べてみることにしました。
おしえてパプちゃん
Q: 子どもが5,000円札を破ってしまいました。交換してもらえますか?
A: はい、破れた5,000円札は交換してもらえます。お札の状態によって交換可能な基準が決まっています。
お札全体の2/3以上が残っている場合 → 額面全額(5,000円)で交換可能
お札全体の2/5以上2/3未満が残っている場合 → 額面の半額(2,500円)で
お札全体の2/5未満しか残っていない場合 → 交換不可
交換手順
破れたお札の切れ端をできるだけ回収し、つなぎ合わせる。
最寄りの都市銀行、地方銀行、信用金庫に電話で問い合わせる。
銀行の窓口に破れたお札を持参し、交換を依頼する。
銀行員がお札の状態を確認し、交換可能と判断すれば両替手続きを行う。
注意事項
ゆうちょ銀行(郵便局)では交換できません。
手続きに必要な持ち物 は銀行によって異なる場合があるので、事前に確認しましょう。
通常、1〜10枚までの交換は無料 ですが、それ以上の枚数や口座を持っていない場合は手数料がかかることがあります。
お札が大きく破損している場合は、日本銀行での交換が必要になる可能性もありますが、多くの場合は地元の銀行で対応してもらえます。
これを見て一安心した私は、銀行の窓口に行くことにしました。
実際の対処法
パプちゃんに教えてもらったとおり、地元の銀行窓口に行き、待つこと約10分……。
窓口で破れた5,000円札を見せると、両替申請書への記入を案内されました。
住所・電話番号・名前と「5,000円札1枚」と記入し、窓口の方に手渡し、さらに待つこと2分ほどで5,000円札を交換してもらうことができました。
厳密には「交換」という手続きではなく、5,000円札を新しい5,000円札に「両替」している形のようです。
印鑑や通帳、キャッシュカードは不要。口座の有無も聞かれなかったため、口座を持っていなくても交換の対応をしてもらえました!
お金をわざと破ってしまうとどうなる?
紙幣(日本銀行券)の場合
紙幣を故意に破っても、法律上の罪には問われません。これは、紙幣が劣化により破れやすくなる性質を考慮しているためです。
ただし、お金として使用できなくなるため、実質的な損失が生じることに注意が必要です。
硬貨の場合
硬貨を故意に破壊したり損傷したりすることは、「貨幣損傷等取締法」で禁止されています。
この場合、以下の罰則が適用されます。
1年以下の懲役
または20万円以下の罰金
硬貨は、使用目的の有無にかかわらず、破壊や損傷が禁止されています。例えば、マジックの目的で硬貨に細工をすることも法律違反となる可能性があります。
まとめ
私のように紙幣が真っ二つになってしまった場合は、お近くの銀行の窓口に行ってみてください!(普段は近づかないようにご注意を!)
また、少し汚れたり、端が少し破れている程度なら、そのまま使うことができますのでご安心ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!