- 投稿日:2025/03/18

今回は、栃木県の仙禽(せんきん)をご紹介!「ナチュール」「クラシック」「モダン」など多彩なシリーズを展開しながらも、一貫して自然との調和を大切にした酒造りを行っています。さらに、ユニークなコンセプトの「雪だるま」や「カブトムシ」も要注目です!
🏡 仙禽のこだわり
1. 自然と共生する酒造り仙禽では、仕込み水と同じ水脈で育ったドメーヌ(自社栽培米)を使用。土地の風土がそのまま酒に反映され、個性的な味わいを生み出します。
2. 伝統技法×革新の生酛造り仙禽の生酛造りは、単に乳酸を添加しないだけではありません。蔵に棲みつく天然酵母を呼び込むことで、自然の力だけで酒を発酵させます。
さらに、精米歩合90%以上という、ほぼ飯米と同じレベルの削り方で仕込みを行い、ホーロータンクではなく木桶仕込みを採用。明治初期の酒造りを再現するこの挑戦は、酒造りの原点を見つめ直す試みでもあります。
しかし、天然の酵母がなかなか降りてこず、酒母の完成には通常の5倍以上の55日間を要しました。その苦労の末に生まれた酒は、予想を覆すような透明感のあるクリアな味わい。寝かせることでさらに旨みが増し、仙禽の新たな代表作のひとつとなっています。

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