- 投稿日:2025/03/26

日本酒の味わいを決める要素の一つが「原料処理」。特に、米の扱い方が仕上がりに大きく影響します。今回は、酒米が麹になるまでの工程を詳しく見ていきましょう!
1. 米栽培 – 酒造りは田んぼから始まる
日本酒の原料となる酒米は、春に種をまき、夏の日差しを浴びて成長し、秋に収穫されます。酒造りに適した酒米は、食用米よりも粒が大きく、心白(中心の白い部分)が特徴的です。
\注目ポイント/
・代表的な酒米:山田錦(兵庫)、美山錦(長野)、五百万石(新潟)
・米作りから手がける酒蔵も増えている(例:泉橋酒造)
2. 精米 – 米を削って雑味を取り除く
収穫された酒米は、外側のタンパク質や脂質を削る「精米」の工程に入ります。精米歩合が低いほどスッキリした味わいになり、精米歩合が高いと米の旨みが感じられます。
\注目ポイント/
・精米歩合50%以下 → 大吟醸系(フルーティーで華やか)
・精米歩合60〜70% → 純米系(米の旨みが強い)

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