- 投稿日:2025/03/31
- 更新日:2025/10/08

本記事にアクセスいただき、ありがとうございます🙇
仕事をしていく中で、会社のプロジェクトリーダー経験者から教えてもらったファイル命名規則を整理しましたので、どのようなファイル名で管理していけばよいか皆様の参考になれば幸いです。
それでは、具体的なファイル命名規則を紹介していきます🙋
Ⅰ.よく使われるファイル命名規則5選
Ⅰ‐1. 年月日付(YYYYMMDD_形式)を先頭に配置する
日付をファイル名の最初に置くことで、ファイルが日付順に並びます。そのため、最新のファイルが上位に表示され、時系列で整理できます。
命名規則:年月日_ファイル.拡張子
例: 20250331_進捗報告書.xlsx
20250330_進捗報告書.xlsx
20250329_進捗報告書.xlsx
Ⅰ-2. プロジェクト名や業務名を明確に記載する
プロジェクト名や業務名を含めることで、同じフォルダ内で関連ファイルがまとめられ、検索時に特定のプロジェクトや業務に関連するファイルが分かります。プロジェクトや業務別に検索しやすく、複数のプロジェクトがある場合でも関連ファイルが一緒に表示されます。
命名規則:[日付]_[プロジェクト名]or[業務名]_[ファイルタイプ]
例: 20250330_新製品発表_資料.pptx,
20250330_広告キャンペーン_進捗報告.xlsx
Ⅰ-3. バージョン番号を付ける
複数のバージョンがある場合、バージョン番号(v1,v2,v3 など)をファイル名に加えることで、最新版のファイルを特定しやすくなります。バージョン順に並び、どのファイルが最新バージョンかを直感的に識別でき、管理や検索もしやすくなります。
命名構成:[バージョン]_[プロジェクト名]or[業務名]
例: v3_提案書.xlsx
v2_提案書.xlsx
v1_提案書.xlsx
Ⅰ-4. ファイルの種類や目的を示すキーワードを含める
ファイル名に「報告書」「議事録」「契約書」など、ファイルの種類や目的を明確に示すキーワードを含めることで、ファイルの内容がすぐにわかります。ファイルの種類や目的を明示的に含めることで、検索時にファイルが何であるかが他者にすぐにわかり、効率的に見つけることができます。
命名構成:[日付] or [バージョン]_[ファイルタイプ]
例: 20250330_営業報告書.docx
v1_Aプロジェクト会議議事録.pdf
Ⅰ-5. 一貫性のある命名ルールをメンバーが皆つかう
ファイル名の命名規則(フォーマット)をチームや組織内に伝え、一貫性をもったルールをメンバ皆が使用することで、どのファイル名を誰がいつ見ても欲しいファイルにアクセスできるようになります。
命名規則:[日付]_[プロジェクト名]_[ファイルタイプ]_[バージョン]
例: 20250330_新製品発表_資料_v1.pptx
20250330_プロジェクトX_進捗報告議事録_v2.xlsx
よく使われるファイル命名規則は以上です。
では次に、注意すべき事項を3点お伝えします!
Ⅱ.ファイル名をつける時に注意すべき3つのこと
Ⅱ-1. 一貫した命名規則を設定する
ファイル名の命名規則を統一することで、後から第3者が検索・整理がしやすくなります。例えば、日付を先頭に置く、プロジェクト名や業務名を含める、バージョン番号を付けるなど、一貫したルールを設けます。
Ⅱ-2. 定期的に不要なファイルを整理・削除する
定期的に不要なファイルや古くなったファイルを整理・削除することで、フォルダ内のファイル数を減らし、効率的な管理が可能になります。アーカイブやバックアップフォルダを設けることも有効です。
例えば、私の場合、フォルダ内に「履歴」や「OLD」フォルダをつくり、最新ではないファイルを入れておきました。
Ⅱ-3. バージョン管理を徹底する
複数のバージョンが存在するファイルは、必ずバージョン番号を付けて最新のファイルを管理します。ファイルにバージョン番号をつけないと、ファイルの最新版を誤って上書きしてしまう可能性があります。過去のバージョンは、Ⅰ-2ので紹介した履歴フォルダにアーカイブとして保存し、必要に応じて参照できるようにしておきます。
まとめ
これらの特徴を組み合わせて使用することで、フォルダ内でファイルが上位に表示され、効率的に検索できるようになります。
特に「日付の先頭配置」、「バージョン管理」、「一貫性のある命名規則」を取り入れることで、誰でも簡単にファイルを識別し、迅速に目的のファイルを見つけることができ、仕事やプライベートでも「探す時間」が短縮されると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇
ご参考になれば幸いです。