- 投稿日:2025/04/17

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要約
今回は、日本酒を蒸留して生まれた新しい和酒「浄酎」をご紹介します。旨みとキレを兼ね備え、石川・中能登町での挑戦も注目の的。焼酎とも日本酒とも違う、まったく新しい酒を体験できます。和食とも好相性で、日本酒ファンにも新しい発見がある一杯で、今からとても楽しみです。
今回は、新しい“第三の和酒”として注目される「浄酎(じょうちゅう)」についてご紹介します。日本酒と焼酎の間に生まれた、新しいお酒の世界。その奥深さと、石川県での挑戦についても触れていきます。
浄酎ってなに?
「浄酎(じょうちゅう)」は、日本酒を原料に、独自の“低温浄溜”という技術でつくられる蒸留酒です。
開発したのは広島県のナオライ株式会社。40度以下で日本酒を蒸留することで、日本酒の香りや旨みを極力残したまま、すっきりとした飲み口を実現しています。
日本酒でも焼酎でもない、まさに“第三の和酒”。口に含むと、日本酒の繊細な風味が広がり、蒸留酒ならではのキレのある後味が楽しめるとのことです。
石川県・中能登町でのチャレンジ
2025年4月、石川県中能登町に「能登浄溜所」が誕生しました。
ここでは地元・鳥屋酒造の「池月」を原酒に使い、浄酎づくりが行われています。地域の酒蔵と連携し、単なる酒造りにとどまらず、地域資源の再生にもつながる取り組みです。

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