- 投稿日:2025/04/22
- 更新日:2025/09/29

不安でいっぱい
ライフプラン表を見れば、未来は赤字続き。
「今は“かかり時”だから仕方ない」
「“貯め時”にきちんと貯めよう」
家計管理やライフプランの話になると、よく出てくる言葉たち。
そう言われても――
フルタイムで働いていて、節約もしてる。
それでも家計はギリギリ。
「うちって…ずっと“かかり時”なんじゃない?」
「“貯め時”が短すぎて、理想のプランに全然ハマらない…」
頑張っても報われる気がしなくて、ライフプラン表を開くたびに気分が落ち込んでしまう。
平均的なライフプランに当てはまらない現実
「人生には3回の貯め時がある」という話があります。
① 独身/DINKS時 ② 子どもが小学校中学年~高校生になるくらいまで ③ 子どもの独立後、自分が退職するまで
でも私のように、下の子がまだ幼児で、上の子もこれからお金がかかる。
しかも田舎に住んでいて転職もしにくく、夫の育児参加も難しい――
となると、“貯め時”が本当に短いか、無いに等しいんです。
ライフプラン表を作っても、「大学費用までにはこれだけ貯めましょう」という目安はどう頑張っても届かない。
「だから今もっと頑張ろう」じゃなくて、むしろ「もうこれ以上無理はしない」って、最近は思っています。
「理想に合わせる」ではなく「現実に合わせて設計しなおす」
昔の私は「貯め時がないなら、無理してでも作るしかない」と思っていました。
でも実際には、無理すれば体調を崩すし、家庭もうまく回らなくなる。
世の中で言われている「一般的な貯蓄ペース」は、たしかに参考になる。
だけど「平均」に自分を無理やり当てはめると、どこかで破綻する。
だから最近は、こう考えるようになりました。
✨ 理想のライフプラン表に、自分を合わせるんじゃなくて、
✨ 自分の体力・状況・価値観に合わせて、目標を見直す。
体調も生活も壊さないことを第一に考える。
一般的な大学費用を全額準備するのは難しそう。
でもそれは「諦め」じゃなくて、現実とのすり合わせ。
✅ 奨学金や進学先の選び方もある
✅ 今、少しずつ積立しているならそれも立派な備え
✅ 自分なりの「なんとかなるかもしれない」ラインを決める
希望的観測ではなく、良い意味での“楽観”を持っていたい。
無理して将来を変えるより、今の自分を壊さない
将来が不安すぎて、今をないがしろにしてしまうこともありました。
でもそれは逆だな、と今では思います。
「今の生活が壊れないこと」
「今の自分が健康でいられること」
それがなければ、未来の計画も何も実現しません。
未来を考えるのをやめるわけじゃない
未来は未来でちゃんと考える。
でも、今を犠牲にしすぎない。
✅ ライフプラン表は定期的に見直す
✅ 現実とのズレが大きくなったときは“予実管理”で微調整
※「予実管理ってなに?」という方へ簡単に言うと、
予定(予)と実際(実)を見比べて、ちょっとずつ調整していく方法です。
家計に限らず、時間やタスク管理でも大切だと思います。
(タスク管理については別記事でどうぞ😊→やること多すぎ問題に終止符!タスク1-3-5法のすすめ)
✅ ちょっと変えて、ダメなら戻す。今がダメなわけじゃない
フェーズにとらわれない家計管理
今、「まだ貯め時じゃない」かもしれない。
無理してでも貯めようと思わなくていい😌
今を崩さないように、少しずつ見直して、
できるときに、できる範囲で。
それでも、未来はなんとかなるかもしれない☺
そう考えることが、今は一番の“備え”かもしれません。
“自分に合った形”でコツコツ進めることこそが、最強の戦略だと思います。
どなたかの参考になったり、気持ちを軽くできたら嬉しいです。