- 投稿日:2025/04/28
- 更新日:2025/10/01

毎日たくさんのメール、届きますよね💦
気づけば受信トレイが、企業からのメルマガや今はもう連絡を取らない相手からのメールでいっぱい…なんてこと、ありませんか😓?
「大事なメールが埋もれて探しにくい!」
「Gmailの容量が心配…」
そんなお悩みを抱えているあなたへ。
この記事では、Google Workspaceの便利なAIアシスタント「Gemini」を使って、特定のメールアドレスから届いたメールだけを、
簡単かつ確実に一括削除する方法をご紹介します!
もう手作業で一つ一つ消していく手間はいりません。
Geminiに少しお手伝いしてもらうだけで、あっという間にGmailをスッキリ整理できます。
こんな方におすすめ
▶特定の送信者からのメールが溜まって困っている方
▶Gmailのメール整理をもっと効率的に行いたい方
▶生成AI(Gemini for Workspace)を使い始めた、または活用してみたい方
さっそく、その方法を見ていきましょう!
準備するもの
始める前に、以下のものをご準備ください。
・Gemini for Workspace が利用可能なGmailアカウント
※Gemini for Workspaceが使えるかどうかは、上記のダイヤモンドマークが表示されているかご確認ください。
もし使えない場合でもメールアドレスの選択削除は可能なのでご安心ください。
・削除したい送信者からのメール(どれか1通でOKです)
「このメールを全部消したい!」と思うメールを後で開けるようにしておきましょう。
メールの全選択などの操作はパソコン版Gmailがオススメです。
それでは、いよいよ削除ステップに進みましょう!
【Gemini活用編】特定アドレスのメールを一括削除する手順
ここからは、Geminiと一緒に作業を進めていきます。
4つのステップで完了です!
ステップ1:Geminiに送信元アドレスを教えてもらう
まずは、削除したいメールを送ってきた相手のメールアドレスを、Geminiに正確に教えてもらいましょう。
一括削除したい送信者からのメールをどれか1通開きます。
もしも誤って削除してしまった場合に備えて、消えてしまっても良いメールアドレスで試しましょう!
削除したい送信者からのメールであれば、どのメールでも大丈夫です。
私は楽天ペイのご利用確認メールを例に説明します。
メールを開いたら、画面の上部や右側のサイドパネルにある Geminiのアイコン(✨のようなマーク)をクリック します。
Geminiのチャット画面が開いたら、入力欄に下記のプロンプトを入力して、送信(Enterキーまたは送信ボタン)します。
下記のプロンプトを入力します
このメールの送信元メールアドレスを抽出し、`from:メールアドレス` の形式で出力してください
引用ではありませんが、プロンプトを分かりやすくするために引用形式で説明します
少し待つと、Geminiがメールの送信元アドレスを
from:メールアドレス
という、メールの検索にすぐ使える形式で表示してくれます。
表示された from:メールアドレス の下側にコピーがあるので、それをクリックしてコピーしましょう。
ワンポイント: メールアドレスの確認を!
Geminiが教えてくれたアドレスが、本当に削除したい相手のものであるか、念のため目で見て確認してください!
ステップ2:コピーした条件でメールを検索!
Geminiが用意してくれた検索条件を使って、目的の送信者のメールだけを一気に探し出します。
Gmail画面の上部にある、いつもの検索ボックスに、先ほどコピーした
from:メールアドレス
貼り付けます。
そのまま Enterキーを押すか、検索ボタンをクリックします。
検索が実行され、指定したメールアドレスから送信されたメールだけが、ずらっと一覧で表示されるはずです。
ここで確認:本当に削除したい相手からのメールかチェック
表示されているメールが、本当に削除したい相手からのものだけか、ざっと見て確認しましょう。
もし関係ないメールが混じっている場合は、ステップ1のメールアドレス指定が間違っていた可能性があるので、戻ってやり直してくださいね。
ステップ3:検索結果のメールを「すべて」選択!
いよいよ削除の準備です。検索されたメールをすべて選択します。
検索結果一覧のすぐ上にあるチェックボックスをクリックします。
すると、現在表示されているページのメールがすべて選択されます。
ここが重要ポイント!
チェックボックスをクリックすると、そのすぐ下に
「この検索条件に一致するすべてのスレッドを選択」
という青い文字のリンクが表示されるはずです。(メールがたくさんある場合に表示されます)これをクリックしてください!
これをクリックすることで、次のページ以降に隠れているメールも含め、検索されたすべてのメールを選択できます。
クリックし忘れると、見えている範囲のメールしか削除できないので注意です!
クリックすると、「すべてのスレッドが選択されました。」のようなメッセージに変わります。
ステップ4:選択したメールを一括で削除!
準備は整いました!
選択したメールをまとめてゴミ箱へ移動させましょう。
すべてのメールが選択された状態で、チェックボックスの近くにあるゴミ箱のアイコンをクリックします。
「一括操作の確認:この操作を行うと、検索されたすべてのスレッドに曳航します。続行しますか?」という確認メッセージが表示されます。
内容を確認して「OK」をクリックします。
これで、指定したアドレスからのメールは、すべてゴミ箱に移動しました!
ただし、メールがたくさんある場合は処理に時間がかかるため、すぐにゴミ箱へ移動するわけではありません。
少し時間をおいて確認しましょう。
【最終確認】ゴミ箱の中身もチェック!
削除されたメールは、すぐに完全に消えるわけではなく、一時的に「ゴミ箱」フォルダに保管されます。
もし間違って削除してしまった場合
Gmailの左側メニューにある「ゴミ箱」をクリックして開きます。
戻したいメールを見つけてチェックを入れ、上部にある「移動」アイコン(フォルダに右矢印のマークなど)をクリックし、「受信トレイ」などを選べば元に戻せます。
ただし、ゴミ箱に入れてから約30日が経過すると自動的に完全に削除されてしまうので、早めに確認・操作しましょう。
【要確認】すぐに完全に削除してスッキリしたい場合
「ゴミ箱」を開き、上部にある「ゴミ箱を今すぐ空にする」というリンクをクリックします。
確認メッセージが表示されるので、「OK」をクリックします。
【超重要!】「ゴミ箱を今すぐ空にする」を実行すると、メールは完全に削除され、元に戻すことは基本的にできません!
本当に不要なメールだけであることを、よーく確認してから実行してくださいね。
ここだけは注意して!大切なポイント
簡単・便利な一括削除ですが、いくつか注意点があります。
もし、Geminiが使えない場合
もしお使いのGmailでGeminiが利用できない場合、ステップ1の代わりに、削除したいメールを開いて送信元アドレスを手動でコピーしてください。
コピーしたメールアドレスを検索ボックスに
from: メールアドレス と「from:」のあとにメールアドレスをつけて検索します。
(例: from:manual-copy@example.com)
Geminiの出力を確認
Geminiはとても賢いですが、稀に意図しない情報を拾ってしまう可能性もあります。
ステップ1でコピーしたアドレスが正しいか、確認するクセをつけると安心です。
削除操作は慎重に
特にステップ3の「すべてのスレッドを選択」と、ステップ4の「削除」、そして「ゴミ箱を今すぐ空にする」は、多くのメールに影響します。
操作前に「本当にこれで良いかな?」と一呼吸おいて確認しましょう。
!ゴミ箱から削除後は元に戻せません
ゴミ箱を空にしてしまうと、大切なメールも復元できなくなります。
最終確認は念入りに!
大量メールの削除には時間がかかることも
数千、数万件のメールを一度に削除する場合、Gmailの処理に少し時間がかかることがあります。気長に待ちましょう。
まとめ:Geminiと一緒なら、Gmail整理もラクラク!
今回は、Gemini for Workspaceを活用して、特定のメールアドレスからのメールを一括で削除する方法をご紹介しました。
Geminiのおかげで、面倒なアドレス手入力の手間が省け、より簡単・確実に不要なメールを整理できるようになりましたね!
受信トレイがスッキリすると、気分も良いですし、大事なメールを見逃すリスクも減らせます。
ぜひこの方法を活用して、定期的にGmailのお掃除をしてみてください。
快適なGmailライフを応援しています!
下記の記事では、メールの自動振り分けについて説明しています。この記事とセットでご活用ください!
【図解で解説】楽天証券の「配当金の入金」メールを振り分ける!Gmailフィルタ設定完全ガイド
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