- 投稿日:2025/05/08
- 更新日:2025/09/30

多子世帯への大学等の無償化とは?
令和7年度から始まった制度で、多子世帯の学生等に対して所得制限なく大学🖌️の授業料・入学金💴を国が定めた一定額まで減額・免除する制度とのこと。
簡単にいうと
「少子化対策として子供3人以上いたら所得制限なしで授業料や入学金を出しますね」
ということですね。
文部科学省の説明のイラストは、以下のようになっています。
(この中に大事な言葉が入っていないんです)
※文部科学省 高等教育の修学支援新制度から一部抜粋
減免上限額ってどのくらい?
まず、どのくらい減免されるのでしょうか?
🔵国公立大学→入学金28万円、授業料54万円(年額)
🟢私立大学→入学金26万円、授業料70万円(年額)
※その他、高専4,5年生や専門学校でも上限が決まっています。
1年間にかかる授業料について、まるっと全額ではないですが、国公立大学では、ほぼ免除される形になっています。
また、大学1年生が対象だと入学金が減免されるのも、大きいですね。
子どもが3人いる我が家の場合
我が家の場合、このような家族構成です。(2025年4月時点←ここ大事✅)
👱♂️夫(会社員)
👩妻(扶養内)
👔上の子(社会人1年生)
👨🎓真ん中の子(大学2年生)
✏️末っ子(高校2年生) の5人家族。
👔4月1日に上の子が社会人になったため、夫の扶養から外れました。
2025年4月時点、夫が扶養している子どもの人数は、👨🎓真ん中の子と✏️末っ子の2人
多子世帯無償化の対象ではない😭と思い、申請も考えていませんでした。
しかし、違いました‼️
ここで大事なのが、『いつ』時点の扶養状況で判定するのか??です。
対象となる多子世帯の考え方
文部科学省の令和7年度からの多子世帯に対する大学等の無償化についての説明には、以下のような図が載っています。
※文部科学省 高等教育の修学支援新制度から一部抜粋
一番右側の赤枠が、我が家のパターンです。
第1子が卒業後就職したら、第2子の大学生は対象外って書いてありますよね?
これで「うちは、対象外だな」と思っていました。
実は、これ大事な確認事項が抜けているんです。それは、
✅20◯◯年◯月◯日時点の扶養状況を使用するのかという基準日
今回、2025年4月に申請の場合、2023年12月31日時点(←これが基準日)の扶養状況で判定に使用されます。
(2025年4月なのに、2023年末の状況・・・・って)
【我が家の場合】2023年12月31日の扶養状況
👔上の子(大学3年生)
👨🎓真ん中の子(高校3年生)
✏️末っ子(中学3年生)
となると、夫が扶養している子どもは
上の子・真ん中の子・末っ子の3人です。
ということで、我が家は多子世帯無償化対象世帯となると判定されます😊✌️
ある年の10月から翌年9月までの1年間適応される扶養状況は、前年12月31日時点のものになる。(わかりにくい😅)
例:2024年10月から2025年9月までに申請の場合
→2023年12月31日時点の扶養状況では判定
ということで、申請期限が過ぎるぎりぎりで申請を始めた我が家でした。
申請が通れば、真ん中の子の授業料は今年度1年間と、来年度前期分まで無償化になりそうです。
これから申請をするので、進捗があれば追記します。
(でももう前期分の引き落としされちゃったんだよな、返金されるよね😰)
3人以上お子さんがいて、大学等に通っているお子さんがいるご家庭で
今日時点の扶養が2人でも、3月31日までは3人以上扶養していた方!!
確認してみてください、もらえる可能性ありますよ。
(一番上のお子さんが大学生、2番目のお子さんがこの4月に高校を卒業して就職、3番目のお子さんがいるというパターンでも大丈夫なのかなと思います)
⚠️⚠️⚠️⚠️大学2年生から4年生のお子さんの申請の場合、成績の確認・勉強内容をレポートで出すなど、いくつかハードルはありますので確認してくださいね。
※2025年8月24日追記
給付奨学金:採用予定となりました。
しかし、自宅外通学の申請書類をする必要があり、まだ手続き途中です。
※2025年5月17日追記
大学・専門学校の多子世帯無償化、6月まで受付緊急延長!とのことです。文部科学省に多数の問い合わせが来て、文部科学省が6月末まで申請受付を延長してください!と各教育機関に通知を出しています。