- 投稿日:2025/05/14
- 更新日:2025/11/10
はじめに
みなさんは2025年5月26日~戸籍法の一部改正により、
戸籍に記載されている氏名に「フリガナ(振り仮名)」の記録が
追加されることをご存じでしょうか?
わたしは全然知らなくて💦
勤務している税理士法人でたまたま通知がされていたので、
情報共有と詐欺への注意喚起のために今回記事にまとめました☺️
フリガナが追加されることに伴って、
そのフリガナが本当に正しいか確認のため、
市区町村から確認の郵便物が5/26~随時
みなさんのご自宅に届く予定です📮
改正の概要
2025年5月26日から、戸籍法の一部改正により、
戸籍に「 漢字の氏名+フリガナ 」を記録する制度が開始されます。
対象者のフリガナ情報が役所に登録されていない場合、
住民にフリガナの確認・申請を求める通知が送付されることがあります。
詳しくは以下のリンクから👇
https://www.moj.go.jp/MINJI/furigana/index.html
引用元:法務省HP
郵送物が届く理由
今回郵送で届く理由としては、
市区町村は、すでに住民基本台帳に登録されているフリガナなどをもとに
自動的に戸籍に記載する予定です。
しかし、そのフリガナを市区町村が把握してなかったり、
間違っている可能性があるので、
今回確認のために「戸籍を持つ日本国民全員」に
フリガナが合っているかの通知のために
確認書が届くという流れになります。
ちなみに送られてくる
❌自分が住んでいる市区町村 ではなく
⭕本籍地
から届くので、そこは注意していただきたい点です。
対応方法
届いた書類の指示に従って、
フリガナを確認・記入し、返送などの手続きを行う必要があります。
フリガナが正しい場合
フリガナが合っている場合は、
何もしなくても大丈夫です。
返信も不要で1年後に自動的に戸籍に記載されます。
フリガナが間違っている場合
もしフリガナが間違っている場合は、
✅同封されている書面
✅マイナポータル
✅市区町村の窓口
で新しいフリガナを届出することができます。
氏(苗字)の場合は戸籍の筆頭者が届出できるので、
家族で統一が必要です。
名(名前)は本人が届出できます。
ちなみに氏名の読み方として一般的ではない場合は、
却下されますのでご注意を。
🌀太郎=マイケル
🌀健=ケンシロウ
などですね。
予想される詐欺方法
対象が「戸籍を持つ日本国民全員」で「郵便物」での確認ということで
詐欺も増えるのではないでしょうか?
想像される詐欺のパターンをまとめました。
✅郵便物そのものをすり替えられる
1.自宅の郵便受けから郵便物をすり替えられる
2.すり替えられた封筒に偽の連絡先(詐欺師への連絡先)が記載されている
3.フリガナが間違っている等でその連絡先に電話してしまう
4.訂正のための手数料等を請求される。
市区町村から手数料を請求されることは絶対ありません。
もし少しでもおかしいとおもったら、
届いた郵便物が市区町村から正しく送られてきたものかどうか
封筒に記載されている連絡先を検索して確認してみてください💻
✅市区町村の職員をかたる
1.市区町村の職員をかたって、本人に直接電話がかかってくる
2.理由をつけて手数料等を請求される
こちらのパターンが一番多い気がしますが、
市区町村から金銭は絶対請求されませんし、
職員が直接電話をかけてくることもありません。
特に高齢者の方は連絡を取る方法として、
電話をよく使うので、電話番号は必ず自分で調べましょう!!
「電話帳ナビ」のインストールも有効ですね🤗
おわりに
おそらく住民台帳をもとにフリガナの確認をしているので、
間違っていることの方が少ないとは思いますが、
こうゆう行政的な手続き(特に国民全員のような)は
詐欺の手法やターゲットにされやすいので、
事前にみなさんに知ってほしかったです😉
郵便物が届いても、
この記事を思い出して適切に対応していただけたら幸いです☺️✨
ご家族にも教えてあげてくださいね👌
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この記事を最後まで読んでいただき
ありがとうござます!
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