- 投稿日:2025/05/18
- 更新日:2025/05/18

「このままでいいのかな?」働き方に疑問を持ち始めた日
独立したいと思い始めたのは36歳の頃。
当時は大型サロンで働いていて、給料にも環境にもそれほど不満はありませんでした。
むしろ後輩の育成も任され、予約は満席。美容師としては順調そのものだったと思います。
でも、朝から晩まで14時間以上の勤務。休日は疲れ果てて寝て終わり。
迎えたばかりの愛犬と過ごす時間すら取れず、「私は何のために働いているんやろう?」と、ふと思ったんです。
「もっと、一人ひとりに丁寧に接したい」
大型サロンでは、同時間に5〜6人のお客様を掛け持ちし、カット以外はアシスタントに任せるという日常。
指名していただいても、ろくに会話もできず、ただ流れ作業のように施術をこなすことも。
それが当たり前だったけれど、私の中では「もっと一人ひとりを大切にしたい」という気持ちがどんどん強くなっていきました。
一人の方とちゃんと向き合って、その人の生活や気分にまで寄り添えるような施術がしたい——。

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