- 投稿日:2025/05/31

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要約
「酒かすって名前は聞くけど、正体はよく知らない…」
「甘酒や粕汁に使うもの?」
そう思っている方も多いかも。
実は酒かすは、栄養価の高い発酵食品として、近年再び注目を集めている食材です。この記事では、酒かすの基本から、種類・使い方・健康効果・味の魅力まで、やさしくご紹介します。
【1】酒かすって何?
酒かすは、日本酒を造るときに生まれる“副産物”です。
お米と麹と水を発酵させてできた「もろみ」をしぼってお酒を取ったあとに残る、白くて柔らかいペースト状のもの。それが酒かすです。
見た目はクリーム色で、お酒の香りがほんのり漂います。
一見しぼりかすのようですが、実は栄養も風味もたっぷり詰まった、発酵の恵みなのです。
【2】酒かすの種類
酒かすには、加工や熟成状態によりいくつかの種類があります。
板粕(いたかす):板状に成形されたスタンダードタイプ。粕汁や漬け床に。
バラ粕(ばらかす):細かく砕かれた扱いやすいタイプ。料理全般に。
練り粕(ねりかす):熟成されて柔らかく、濃厚な香りと味わい。漬物やソースに。
粉末酒かす:乾燥・粉砕されたもので、手軽にふりかけたり混ぜ込んだりできる。
季節や地域によっても手に入る種類が異なるため、酒蔵や道の駅などでお気に入りを探すのも楽しみのひとつです。
【3】味と香りの特徴

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