- 投稿日:2025/06/04
- 更新日:2025/10/04

こんにちは、大阪で一人鍼灸整骨院を営んでいるりょうすけです。
今回は、シリーズ第②弾の食生活について、
「つい食べ過ぎちゃって、、、」「甘い物がやめられなくて、、、」
そんなお悩みについてお話します。
■ 実は“食べすぎ・飲みすぎ”が筋肉の疲れにもつながる
たとえばこんな経験ありませんか?
昨日飲みすぎた → 朝から身体が重い(肝臓の疲労)
外食が続いた → 背中や肩がだるい(胃の疲労)
甘い物やジャンクフードを食べ続けた → 腰やお腹が張る(添加物過多で腸の不調)
これ、実は内臓の疲れが筋肉に影響しているサインかもしれません。
■ キーワードは「内臓体性反射(ないぞうたいせいはんしゃ)」
身体には内臓と筋肉が神経を通してつながっている仕組みがあります。
これを「内臓体性反射」と言い、内臓の不調が筋肉のコリや痛みとして現れることがあるんです。
よくある例
胃が疲れる → 腹筋が硬くなる・背中がだるい
肝臓が疲れる(お酒の飲みすぎ)→ 右肩首・背中に痛み
腸の不調(下痢・便秘) → 腰痛が出やすい
内臓も筋肉と同じで、休ませる時間が必要なんですね。
■ 対策は「適度に食べて、内臓を休ませること」
食事の内容をガラッと変える必要はありません。
まずは以下のような内臓にやさしい習慣を心がけてみてください。
腹八分目を意識する(食べすぎ防止)
間食・夜食を減らす(内臓の休息タイムを確保)
インスタント食品・菓子パン・お菓子を控える(食品添加物を減らす)
水分補給は水かお茶で(コーヒー・お酒は利尿作用があり水分補給にならない)
■ 実際の相談例:お腹の不調が肩こりに?
・40代の女性
「最近肩こりがひどくて…」とご来院。マッサージやストレッチをしてもすぐ戻るとのこと。
お話を伺うと、朝から夜まで水分補給はコーヒー、朝食は菓子パン、昼食はインスタントラーメンなど、夜は手料理やけど食べる時間は8時以降。
→水分補給はお茶に、パンが好きということなので朝食は食パンとゆで卵、昼食はインスタント食をやめてもらい夜はなるべく早めに食べてもらうように。
食生活を変えて1週間後に来てもらった際に、「肩が軽くなった感じがします」との声。
やはり、内臓のケアは筋肉のケアにもつながるんですね。
・20歳の男子大学生
中学3年生の時から頭にもやがかかった状態から抜け出せない
今の食生活は朝食に菓子パン、昼は食堂でラーメンやうどん、夜は手料理
この方の場合は他にもゲームが好きで徹夜するということもありました。
→朝食はご飯と納豆や卵、食堂ではなるべく肉や魚を使ったメニューに変えてもらいました
治療も並行してスタートし1ヶ月ほどで「頭のもやが少なくなった」と。
若いからか私が思ってたよりも早く症状が軽くなって良かったです。
■ まずは「何を食べるか」より「何を食べないか」
食生活の話をしてよく聞かれるのが、「何を食べたら健康になりますか?」という質問。
でも私がまずお伝えしているのは、
「何を減らすか(食べないか)」を決めることです。
体は食べ物でできているからこそ、
まず不必要なものを減らすことが、健康への第一歩になります。
■ まずは3日、食生活を変えてみてください
「ちょっと胃が軽くなった」
「朝がスッと起きられるようになった」
「頭や肩が軽い感じがする」
そんな変化を感じられる方、多いです。
それを少しずつ続けていくことで、身体が変わっていきます。
■ 内臓も筋肉も、“休息”が大事
食べすぎ・飲みすぎが習慣になると、内臓も疲れて動きが悪くなります。
筋肉と同じように、使いすぎたら休ませることが大事なんです。
📌この記事のまとめ(要点)
内臓の疲れが筋肉の不調として現れることがある
胃・腸・肝臓の疲れ → 腰痛・肩こり・背中のだるさ
まずは「食べないものを決める」からスタート
水・お茶・腹八分目を意識
3日間だけでも、変化を感じられるかも!
🔗 読んでくださった方へ
「あ、これ自分のことかも」と思った方は、ぜひコメントで教えてください
もし参考になったと思ったら「いいね」「ブックマーク」してもらえると嬉しいです
食事や体調についてのご質問も、気軽にどうぞ!