• 投稿日:2025/06/06
  • 更新日:2025/09/30
【子育てで悩んでいる人へ】親も子もストレス減!ゲームとの付き合い方を変える子育て実践録

【子育てで悩んでいる人へ】親も子もストレス減!ゲームとの付き合い方を変える子育て実践録

うしとら@子育て先生

うしとら@子育て先生

この記事は約5分で読めます
要約
ゲームとどう付き合えばいい?🎮 そんな悩みをもつ親御さんへ。大切なのは「禁止」より「合意」、「叱る」より「尋ねる」。子どもが自分で整え、自分で動けるようになる4つのコツ✨を紹介。親も子も笑顔になる関わり方、始めてみませんか😊?

「もうゲームやめなさい!」

「宿題が先でしょ!」

ついこんな言葉言ってませんか?

でも本音は、「ちゃんとメリハリをつけて、楽しく遊んでほしい」なんですよね。

今や、ゲームは子どもにとって当たり前の存在。友達との会話の中心がゲームだったり、遊ぶ=オンラインでつながるだったり、僕らの子ども時代とは様変わりしています。

では、そんなゲームと、どう付き合えばいいのでしょうか? この記事では、小学校教諭歴16年・3児の父である筆者が、我が家で実践してきた「子どもが自分でコントロールできるようになる家庭での関わり方」を紹介します。

ChatGPT Image 2025年6月5日 21_22_04.png

【1.ゲームの特徴】

 僕が小さいときもゲームはありました。ゲームボーイにスーパーファミコン。友だちと対戦するなど、身近にゲームがありました。

 そうした年代が大人になった今でも 「ゲーム=よくないもの」と思っている方が少なくありません。確かに、やりすぎは良くありませんが、それは“お菓子”や“スマホ”と同じ。適切に付き合えば、ゲームにも価値があります。要は、ゲームの「メリット」「デメリット」をよく知ることです。物に価値を見出しているのは人間なのですから、どう扱うかもその人次第です。


では、ゲームのメリットとデメリットを3つずつ紹介

◇メリット

・達成感が得られる(自己効力感)

・友達との会話が広がる(社会性)

・集中力や反射神経が育つ(認知力)


◆デメリット

・時間が無限に吸い取られる仕組み

・失敗→即リスタートの連続で現実逃避に

・トラブル(課金・暴言・対人関係)が見えづらい


ゲームが悪いのではなく、扱い方にコツがあるだけなのです。

ChatGPT Image 2025年6月5日 06_44_08.png

【2.ルールは「合意形成」】

我が家では、初めてゲームを子どもに与えたのは長男が小学3年生のときでした。

当時、僕は子どもに隠れてNintendo Switchをしていましたが、ある日、Switchを置きっぱなしにしてしまい、「お父さんがゲームをしていた😯」事実が明るみに。

「お父さんだけずるい」

そう言われたら返す言葉がありません。この時から子どもたちにもゲーム解禁です。


しかし、何も決めずに「どうぞ」というわけにはいきません。

ルール作りが大切です。

その際に一番大切にしたことは、「子どもと一緒に決めること」です。

親の押し付けでもなく、子ども任せでもなく一緒にです!


・1日の時間はどうする?

・いつやっていいことにする?

・時間帯は?


など、細かなルールを子どもと話し合いながら決めました。

子どもは小さくても真剣に話せば自分で分かっているものです。無茶なルールは作りません。親が信頼して話し合いを行うことが重要です。

ゲームのルールは家族のルール。だからこそ、お互いの意見をよく付き合わせて合意形成することが必要です。

「自分で決めた」この価値があるからこそ、守る意識が生まれます。

ChatGPT Image 2025年6月5日 21_36_51.png

【3.ゲームを通して深まる親子の会話】

ルールが決まれば、それでOK。あとは子どもに任せる。それでは、ノンノンノンです。それは、任せるではなく、放任です。

親が見ていないとわかると、どんどんと自分の思うように変えていってしまいます。慣れてきたらそうでもないかもしれませんが、少なくとも最初はどのようにゲームを行っているか見守ってあげることです。


しかし、ずっとゲームを見守ることは難しいですね。そこで、おすすめは一緒にやることです。「ちょっとやってみる」だけで、子どもの世界がぐっと近くなります。

僕の場合は、自分が小さい頃、やっていたということもあり、進んで一緒にしていました。

だから、ゲームソフトも「マリオカート」や「大乱闘スマッシュブラザーズ」、「ぷよぷよテトリス」など、みんなでできるゲームにしました。(それらのゲームで父、圧勝。ゲーマー歴の違いを見せつけました)


一緒にやることが難しい時でも、 「どこまで進んだ?」「それ、どうやってクリアするの?」 こうした一言が“会話の材料”になります。親がその話を「ちゃんと聞いてくれた」と感じると、信頼関係がぐっと深まります。

ChatGPT Image 2025年6月5日 21_46_34.png

【4.うまくいかない時こそ関係づくりのチャンス】

最初に作ったルールですが、それが守れない時もありますよね。そんな時はチャンス!大チャンスです!

うまくいかなかったからこそ、どうするかを考えるいい機会になります。子どもの年齢、生活リズム、使っているゲームの種類によって、合うルールは変わってきます。

「守れていない=ダメ」ではなく、「今の生活に合っていないだけかも?」と一緒にアップデートする姿勢が大切です。


・なぜ破ったのか

・何が難しかったのか

・どうすれば守れるか

を“一緒に”考える方が、次につながります。


また、時には子どもから交渉がある時も。そんな時は、子どもの主体性をまず、褒めてあげて同じように一緒に考えましょう。

我が家も、「1日1時間だけど、土日はもう少し多くしてもいいんじゃない?」と長男から交渉を受けました。

(よしよし、自分で考え、よく交渉に来たな)と内心嬉しかったことをよく覚えています。


「ルールを守らせる」から「自分で整える」へ 約束を守れない時期も、成長の一部です。 「ルール通りにしなさい」ではなく、「どうしたら守れるか考えよう」と、子どもが自分で整えていく経験を大事にしましょう。

ChatGPT Image 2025年6月5日 22_28_07.png

【5.まとめとメッセージ】

ゲームと子どもの関係は、戦うものではなく、支えるもの。

・禁止ではなく、合意

・叱るより、尋ねる

・奪うより、整える

「子どもが自分でゲームと付き合える力」を育てることが、最終的なゴールです。

親としてできることは、“敵”になることではなく、“信頼される味方”になること。

ゲームに限らず、これからますます子どもたちは“自分で判断する力”が必要になっていきます。

その第一歩を、ゲームを通じて一緒に育てていきましょう。

ブックマークに追加した記事は、ブックマーク一覧ページで確認することができます。
あとから読み返したい時に便利です。

うしとら@子育て先生

投稿者情報

うしとら@子育て先生

トラ会員

この記事に、いいねを送ろう! 参考になった記事に、
気軽にいいねを送れるようになりました!
この記事のレビュー(1
  • 会員ID:eqQOHD5K
    会員ID:eqQOHD5K
    2025/06/06

    わが子は5歳で少しゲームにも興味が出てきていてどうしようか悩んでいたところでした。うしとら先生の記事を参考にさせていただき向き合っていきます。ありがとうございます。

    うしとら@子育て先生

    投稿者

    2025/06/06

    レビュー、ありがとうございます😊 それぞれの子どもによって対応は変わると思います。 しかし、どんな子でも親が放任でなく、見守ってあげることが重要です👍 親子でゲームのありかたを探ってみてください😄

    うしとら@子育て先生

    投稿者