- 投稿日:2025/06/06
.png)
【第10話】FIREに対する批判!?資本主義と自由の矛盾
~社会人大学院生の論文執筆奮闘記~
こんにちはリベシティのみなさん!社会人大学院生のOGAです。
今回ご紹介するのは、FIREムーブメントに対する鋭い視点──それもちょっと"批判的"な視点から分析された一本の論文です。
Nick Taylor & William Davies(2021)
“The Financialization of Anti-Capitalism? The Case of the FIRE Community”
昨今のFIREムーブメントを肯定や賛成するような論文が多い中、こちらはちょっとドキッとする斜め上から攻めた論文です。
「FIREって、資本主義に反抗しているうようで、むしろどっぷり資本主義の中に組み込まれてるんじゃない?」というFIREに対して根本的に向き合うための問いを投げかけています。
FIREを目指す人の多くは、「もう働きたくない」「会社から自由になりたい」という思いを抱いています。私自身もその気持ち、よくわかります。でもこの論文は問いかけます。「じゃあその“自由”って、本当に“資本主義からの解放”なの?」

続きは、リベシティにログインしてからお読みください