• 投稿日:2025/06/12
  • 更新日:2025/10/04
整骨院の現場から伝えたい”過度な睡眠不足"が及ぼす身体への悪影響

整骨院の現場から伝えたい”過度な睡眠不足"が及ぼす身体への悪影響

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りょうすけ@ツボに鍼刺す鍼灸師

りょうすけ@ツボに鍼刺す鍼灸師

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要約
最近は健康意識の高い方が多くピラティスやヨガなど運動を始めたという声をよく聞きます。 でも私がそれ以上に大切と思っているのは睡眠です。 意外と知らない睡眠の大切さ、知っていただければと思います。

こんにちは、大阪府堺市で鍼灸整骨院を営んでいるりょうすけです。

今回の記事は睡眠についてとなります。
寝不足で仕事中に頭が回らない、眠くてたまらん、なんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

中盤にある私の体験談も経験がある人が多いと思います。
今回の記事を見てぜひ対策してくださいね。


まず初めに

「睡眠不足」は集中力や免疫力、感情の安定にまで悪影響を与える“万病のもと”。とくに夜22時~深夜2時の間は、最も重要なゴールデンタイム。できるだけこの時間帯に眠るようにしましょう。

なぜ睡眠が大切なのか?

睡眠は1日6〜7時間ほどが理想的と言われており、特に夜22時〜深夜2時は「成長ホルモン」や「免疫機能」が活発になる重要な時間帯です。

この時間にしっかり眠ることで、身体と心を修復・再生してくれるのです。

睡眠不足によって起こる主な悪影響

集中力の低下・感情の不安定化
 → 脳の前頭前野(感情や注意力、判断力をつかさどる部分)の働きが落ちます。

免疫力の低下
 → 睡眠中に生成・活性化される免疫細胞の働きが鈍くなります。
  ※ある研究では、がん細胞を攻撃するNK細胞の活性が約70%も
低下した例もあります。

運動能力・身体機能の低下
 → 運動神経や筋肉の修復に関わる成長ホルモンの分泌が減り、
体が重だるくなったり、ケアレスミスが増えたりします。

実際の臨床でも差を感じます

当院をご利用いただく方の中でも、「しっかり睡眠がとれている方」と
「寝不足気味の方」では、回復のスピードに明らかな差があります。

前者の方は痛みや不調が出ても回復が早く、再発も少ない傾向にあります。

体験談:私自身も睡眠不足で…

私も睡眠が足りないと、翌朝の疲労感が強く、頭がボーッとして
仕事の効率も落ちてしまいます。
さらに、つい子どもに対してイライラしてしまったりと、自己嫌悪に
陥ることも…。(妻の機嫌も最悪に、、、)

私の場合、22時~23時の間に寝始めて5時~6時頃に起床すると
その日の体調が万全な状態となり、良い睡眠は「心の余裕」にも
つながっていると感じます。

驚きの不眠記録:11日間寝なかった男

ちなみに、人類史上最も長く眠らなかったとされる人物「ランディー・ガードナー」は、なんと11日間も起き続けたそうです。
(※ギネス記録には安全上の理由で認定されていません)

彼が経験した症状は以下のとおり:

1〜2日目:強い眠気・集中力の低下

3〜4日目:記憶障害・ろれつが回らない

5日目以降:幻覚・妄想・怒りっぽさなど人格の変化

1日寝不足でもつらいのに、11日間はもはや命がけ…。気になる方は
「ランディー・ガードナー」や『睡眠の科学』という本をチェックしてみてください。

無理なく、少しずつでも生活の中に

仕事や家庭の事情で十分な睡眠時間を確保するのが難しい方も
多いとは思います。
ですが睡眠不足が続くと、自律神経が乱れ、ストレスに対しても弱くなり
悪循環に陥ってしまうことも…。

理想は「22時〜2時の間に眠っている」こと。
私の経験でも「22時〜5時の睡眠」と「0時〜7時の睡眠」では、同じ7時間でも翌朝のスッキリ感がまったく違います。

まとめ:質の良い睡眠こそ、最高のセルフケア

・睡眠は6〜7時間、特に22時〜2時を含む時間帯に眠るのが理想

・寝不足が続くと、免疫・集中力・感情コントロールに悪影響

・実際に施術現場でも、睡眠がとれている人ほど回復力が高い

少しずつでいいので、「良い睡眠習慣」を意識してみましょう!

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りょうすけ@ツボに鍼刺す鍼灸師

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