- 投稿日:2025/06/10
- 更新日:2025/10/09
住宅ローンを頑張って返し終えた皆さん、本当におめでとうございます🎉
「これで一安心…」と思いきや、実はあと1つ大事な手続きが残っています。
それが【抵当権抹消手続き】💡
「抵当権?抹消?難しそう…」と思うかもしれませんが、実は自分でもできる!
しかも自分でやれば1〜2万円の節約💰
筆者も実際にやってみて、「意外と簡単!」と感じたので、抵当権抹消手続きの6ステップをお伝えします。
法務局の 「登記手続案内」 をうまく活用するのがコツです💡
なお、この記事では「自分で手続きしたいけど、調べてもよく分からない。分かる人に教えて欲しい」と言う方向けの、おススメ手続き方法を解説しています。
「人に聞かなくても大丈夫!」と言う方は、法務局に行かずに郵送で手続きを完了することができます。
ところで。。。
抵当権抹消手続きのやり方を説明する前に、そもそも
❓「抵当権」って何?
家を買う時、多くの人は住宅ローンを利用します🏦
銀行は「もし返せなくなったら困るから、家を担保にさせてね」という約束をします。
この約束が抵当権。
登記簿という公式な記録に
「この家には〇〇銀行の抵当権があるよ」と記載されます✍️
❓なぜ「抵当権抹消手続き」が必要?
住宅ローンを完済しても、登記簿に記載された抵当権は自動では消えません❌
このままだと👇
🏠 家を売却したいとき
🏦 新しいローンを組みたいとき
手続きが進まなくなることが!
👉 だからこそ 「もうローンを返し終わったので抵当権は不要です!」 と法務局に申請して、登記簿から消してもらう必要があります。
自分でできる!抵当権抹消手続きの6ステップ
1️⃣ 必要書類を揃える📄
👉 住宅ローン契約時にもらっている可能性のある書類
登記済証 または 登記識別情報通知(権利証):ローン完済後に銀行から返してもらえることが多いです。
抵当権設定契約書(あれば):ローン契約の際にもらった書類です。
👉 ローン完済後に銀行からもらう書類
抵当権解除証書:ローンを完済したことを証明する、銀行からの書類です。
銀行の代表者事項証明書(※発行後3ヶ月以内有効!):銀行の「会社の住民票」みたいなものです。銀行が用意してくれます。
委任状:銀行があなたに代わって手続きをする場合に渡されるもので、自分で手続きするなら不要です。
👉 自分で用意する書類
抵当権抹消登記申請書(法務局HPからダウンロード🖨️)
【ポイント💡】
必要書類は、個人の状況によって少し違うことがあります。次のステップで法務局に予約の電話をする時等に、「抵当権抹消をしたいんですが、私の場合はどんな書類が必要ですか?」と聞いておくと、スムーズに進められます。
2️⃣ 法務局の「登記手続案内」を予約📞
ここが最大のコツ❗
法務局は「登記手続案内」というサービスで書類の書き方を教えてくれます。事前に予約して利用しましょう。
【予約手順】
① 自宅所在地の管轄法務局を調べる(チャッピーに聞くと教えてくれます)
② 法務局HPから「登記手続案内」ページを探す
③ 電話 or Webで必ず事前予約を!
※当日飛び込みは基本NG
👉 登記手続案内の時間は1回20分程と短いので、聞きたいことを事前に整理しておきましょう。
申請書類は、自分で書けるところは書いておき、わからないところは空欄のまま法務局に持っていくのがおすすめです。法務局の方が「ここにこれ書いて」と教えてくれるので、自分で調べるよりずっと早くて正確です。
3️⃣ 「登記手続案内」で書類を仕上げる✍️
必要書類を全て持って法務局の「登記手続案内」へ。
法務局スタッフが「ここはこう書いて」など丁寧に教えてくれます。
「登記手続案内」は「書き方を教えてくれる」サービスの為、記入は自身で行います。
筆者の場合、
スタッフの方が「私が書いた方が早いんですけどね〜😆」と手取り足取りサポートしてくれました🙏
4️⃣ 法務局に書類を提出📬
「登記手続案内」で整えた書類をそのまま提出。
✅ 足りないものがあれば後日郵送OK
5️⃣ 登録免許税を払う💰
不動産1件につき1,000円
一般的に「土地」+「建物」で計2,000円
収入印紙という形で納付 (収入印紙は法務局で購入可)
6️⃣ 登記完了証を受け取る📄
申請後、問題がなければ登記完了証が届きます📫
これで抵当権抹消手続きは完了🎉
やってみた感想は?
✅ 司法書士に頼むと1〜2万円の手数料 → 自分でやれば手数料はタダ
✅ 全工程あわせてもトータルで1日程度で完了
✅ 難しそうに見えても法務局のスタッフが親切に教えてくれる
司法書士さんに頼んでも、書類のやり取りなど自分も少しは動くことになるので、法務局サポートを活用して自分でチャレンジするのはとってもおすすめ👍
・ 住宅ローン完済後は「抵当権抹消手続き」を忘れずに
・ 法務局の「登記手続案内」をフル活用
・ 自分でやれば1〜2万円の節約に
ご自身で手続きして、浮いたお金は他の楽しいことに使いましょう😊
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏