- 投稿日:2025/07/02

「なんでこんなに疲れてるんだろう?」
残業してるわけでもないのに、家に帰るころには頭が回らない。
毎日フルマラソンを走ったみたいな感覚で、気力がゼロになる。
その理由を知ったのは、ある心理学の研究でした。
人間は1日に約3万5千回もの判断をしていると言われています(The Organized Mind/Daniel J. Levitin 著)。
また、心理学者ロイ・バウマイスターは、判断の繰り返しによって意志力が低下する「決定疲れ(Decision Fatigue)」という概念を提唱しました。
選ぶこと、決めること、それだけで脳のエネルギーは消耗していくのです。
1.脳は“選ぶだけ”で疲れている
服を選ぶ、朝ごはんを考える、どのLINEに返信するかを迷う——
私たちは日常の些細なことでも無数の判断を積み重ねて生きています。
この「決定の連続」によって、集中力は奪われ、
夕方には脳が“オーバーヒート”してしまう。
気づかないうちに、思考の余白が奪われている状態です。

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