- 投稿日:2025/06/11

リベの皆様にコスパをテーマに食の情報をお届けしていく『コスパと健康の栄養学』です。情報発信のスタンスについては『コスパと健康の栄養学 第1章:コスパの良い食生活とは?』を御覧ください。細かいことを気にしない方は、このままお読みいただいても大丈夫です。
1.たんぱく質のことだけ考えれば魚のコスパは鶏肉と比べて悪い
さて、今回のテーマは魚です。魚も最近高くて困ってしまいますね。
水産庁のwebサイトによると、近年は切り身の状態で売られることの多い、サケ、マグロ及びブリが多く消費されているようです。今回はこのあたりの魚を取り上げて論じてみることにします。
まず価格を調べてみます。なかなか小売価格をきちんと反映した公的データがなかったのですが、2024年家計調査の購入金額を購入量で割ることで、100g単価を求めました。
価格を見ると、うわ高! マグロ100gって310円!? まあ冷静に考えればこんなもんか、特売日とか狙えばもうちょっと抑えられる気はしますが……。『コスパと健康の栄養学 第3章』でオススメしている鶏肉(同様の求め方で102円/100g)と比較するととんでもない価格差です。

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