• 投稿日:2025/06/13
  • 更新日:2025/09/29
借方、貸方、なぜ?│すぐわかる!かんたん!やさしい簿記②

借方、貸方、なぜ?│すぐわかる!かんたん!やさしい簿記②

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ハト│企業経営アドバイザー/事業再生士補

ハト│企業経営アドバイザー/事業再生士補

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要約
やさしい簿記その2です😊 「借方・貸方」って、なんでそんな言い方なの? 実は「もらった・あずかった」と考えるとスッキリします。 銀行帳簿がルーツのややこしい言葉を、やさしく解きほぐします。

🟦 Point|「借方=もらったもの」「貸方=あずかったもの」

簿記の「借方・貸方」は、

借方(左)= 会社がもらったもの(資産など)

貸方(右)= 会社があずかったもの(借金・出資など)

という意味で使われています。

むずかしい言葉ですが、実は「もらった」「あずかった」という考え方で見ると、ぐっとわかりやすくなるんです。

🟨 英語での意味が、ヒントになります

もともと「借方・貸方」は、英語の会計用語である

借方(左)= Debit(デビット)

貸方(右)= Credit(クレジット)

を翻訳したものだそうです。

この英語の意味を知ると、「借りた・貸した」というよりも、

Debit(借方):受け取ったもの(=資産が増える)

Credit(貸方):信用されてあずかったお金(=負債や資本金が増える)

という感覚に近いことがわかりますね😊

🏦 補足:実は「銀行」がはじまりなんです

この「Debit」「Credit」の考え方は、もともと銀行の帳簿のつけ方に由来しています。

お客さんが預金すると、銀行にとっては「あずかったお金」→ Credit貸方

お客さんが引き出すと、銀行から見れば「渡したお金」→ Debit借方

この記録の仕方が、企業の簿記にも受け継がれたんですって😀

🟩 実際の取引で見てみましょう

✨ たとえば、会社が10万円でパソコンを買ったとき

借方(左)に「備品 10万円」→ 会社が“パソコンを受け取った

貸方(右)に「現金 10万円」→ 会社が“お金を出した

✨ お金を借りたとき

借方(左)に「現金 100万円」→ 会社が“お金をもらった”

貸方(右)に「借入金 100万円」→ 会社が“お金をあずかった”

ちょっとむずかしいですか?😆

このように、「借方=受け取ったもの」「貸方=どうやって集めたか」で見ていくと、簿記のしくみがやさしく理解できるようになりますよ😊

🟪 Point(再確認)|意味をおさえれば、もうこわくない

「借方・貸方」という名前にとらわれなくて大丈夫。
本当に大事なのは、この視点です。

このペアで記録していくのが、簿記の基本ルール。
左右の意味がわかれば、帳簿の世界がぐっと身近になりますよ🌈

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すぐに取り組めそうなことはありましたか?
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