- 投稿日:2025/06/13
- 更新日:2025/09/29

はじめに
近年、健康意識や美容意識から以前より多くの人が歯科矯正をしているように感じます。
私は現在アラサーではありますが、幼い頃に10年ほど歯科矯正をしていたのでその時感じていたことをお話ししようと思います。
この文を読んでいる皆様のお子さんが矯正を受ける時に思い出していただけると嬉しいです。
自分の矯正について
私は幼い頃に噛み合わせが悪く、下の歯が上の歯より前に出ている状態でした。
受け口とか下顎前突と呼ばれる状態ですね。
現在は通常の噛み合わせとなっており、歯並びは当時より少々悪くなりましたが、噛み合わせには問題ありません。
私は2回矯正を行なっており、経験をお話しするにあたって少々自分の矯正の話をします。
1回めの矯正:5歳〜12歳ごろ
自宅から比較的近い小児歯科で矯正を受けていました。
私は上顎の成長が非常に遅かったらしく、寝る時に器具をつけて上顎の成長を促し、下顎の成長を抑えていました。
正常な噛み合わせになり、骨の成長が緩やかになるタイミングで矯正を終えました。
2回めの矯正:16歳〜20歳ごろ
下の歯が前に出てきていると感じて親に話した結果、街中の矯正専門歯科で矯正を受けることになりました。
こちらでは矯正と言えば!といった感じのブリッジを装着して歯列を動かし、マウスピースで固定するといったものでした。
矯正について思っていたこと、お子さん矯正時に考慮してほしいこと
先程のお話から、その当時感じていたことをお話しします。
①メッシュ帽子使用時は汗対策・暑さ対策必須
1回めの矯正時は器具も目立たず、日常的にはハイチュウとかキャラメルが食べれないことくらいしか大変なことはありませんでした。
しかし、夏の夜に器具のためにメッシュ帽子をかぶっている時だけは別。
当時北海道に住んでいたにもかかわらず頭の汗がひどいのなんの…
朝にシャワーを浴びる余裕を持つ、アイスノンを使用するなど器具の対策はぜひ考慮してください。
②できるだけ進学、部活などを考慮したタイミングで矯正を組めるように
2回めは高校生の途中から矯正を開始しました。
浪人、大学までかかってしまい地元を離れても年数回は歯科に通う必要があり、少し大変でした。
成長による歯列の変化などもあるのでなかなか難しいですが、できるだけ一箇所の拠点で矯正が終えられるといいですよね…
他には、抜歯の必要があったのですが、模試の前日に抜いてしまったせいで口の中が血まみれなんて日もあったのでその辺りは…まあ皆さん考えるとは思いますが。笑
また、私は大した運動をしているわけではなかったのでよかったのですが、歯の前面にブリッジをつけているときは体育の球技はちょっと怖いように感じました。
部活などに尽力している方は歯医者さんと相談の上で上手いやり方があるといいですね。
追記:我が家が後悔したこと
足掛け2回の矯正をした私ですが、
「こんなことなら初めから矯正専門歯科で一括料金で矯正すればよかった」
と思っています。
子供は特に体の成長があるのでタイミングが難しく感じます。
小児歯科も専門の資格がある先生ではあったのですが、専門の実績の多い歯科で見てもらった方が良かったなと我が家では話していました。
まとめ
歯科矯正にあたって
①器具装着にあたる環境を整える
②ライフイベントをできるだけ考慮する
③歯科医院選びは慎重に
を考慮すればもっとハッピーな歯科矯正ができたと感じています。
皆様や皆様のお子様が矯正を行う際は思い出していただけますと幸いです。
ここまでご覧いただきありがとうございました!