• 投稿日:2025/06/17
  • 更新日:2025/10/19
私が医療保険をやめたきっかけ PET検査を受けてわかった「安心の本当の意味」

私が医療保険をやめたきっかけ PET検査を受けてわかった「安心の本当の意味」

まきまき☆投資二刀流🔰

まきまき☆投資二刀流🔰

この記事は約10分で読めます
要約
「本当は必要ないだろうなぁ」と思いながら、なかなか解約できなかった医療保険。 PET検査で自分の体と向き合ったことで、安心を自分で得る感覚を知り一歩踏み出せました。同じように悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。

はじめに

みなさんは「PET検査」という言葉を聞いたことはありますか?

名前は聞いたことあるけど、詳しくはよく知らない…という方も多いかもしれません。

PET検査は、がんに特化した人間ドッグのようなイメージで、
全身を一度にチェックできる、ちょっとハイレベルな検査です。

私は「がん家系」という背景もあり、保険の見直しを考える中で「一度しっかりと体を調べてから決断したい」と思い、PET検査を受けてみることにしました。

この記事では、PET検査を受けるきっかけから検査当日の流れ、実際の結果、受けて感じたことまでをまとめています。

検査を検討している方や、健康予防に興味がある方、保険の見直しに悩んでいる方の少しでも参考になれば嬉しいです😊

きっかけ

私がPET検査を受けようと思ったきっかけは、両学長のYouTubeで「付加給付」という制度を知ったことでした。

付加給付制度とは、簡単に言うと病院での医療費の自己負担が多すぎる時に、会社の健康保険組合が負担分の一部を戻してくれる制度です。

調べてみると、私が勤める会社の健康保険組合にもこの制度があり、私の会社の保険組合では3万円を超えた分が還付金として支給されました。

実質3万円の負担のみ。この事実を知り加入中の医療保険の見直しを決意。
私が入っていた医療保険は、オリックス生命の「キュア」と、勤務先の団体保険で、年間の保険料は合わせて約4万円弱。
貯蓄型保険はすでに解約していましたが、医療保険だけは「念のため…」とそのままにしていたんです。

「付加給付」の存在を知ったことで、「もう保険をすべて解約しても大丈夫かも」と思えた反面、少し迷いもありました。
というのも、私はがん家系。
両学長のお話をずっと聞いていたにも関わらず、「保険に入っているのが当たり前」という思い込みが根強く、手放すことに不安を感じていたのかもしれません。

そこで私は考えました。

「ちょっと予算はかかるけど、一回ちゃんと調べてから解約しよう」

こうして、がんを早期発見できる高精度な検査=PET検査を受けてみることにしたんです。

検査の予約

PET検査を受けるにあたって、まずはネットで情報を調べて、

**「マーソ(MRSO)」**という予約サイトから申し込みをしました。

このマーソというのは、全国の医療機関と提携して人間ドックや健康診断のネット予約ができるサイトで、地域や検査内容から自分に合った施設を探せるのが便利でした。

私は自宅から通いやすい場所にある「PET検診センター」を選び、以下の検査を予約しました:

検査名:PET-CT標準コース(腹部エコー・胸部CT検査付き)

料金:115,500円(税込)

ちなみに、プラスで5万円ほど出せば「脳ドック付き」のコースもあったのですが、今回はそこまでの検査は希望していなかったので、スタンダードなコースにしました。

それとちょっとした豆知識ですが、マーソで予約すると

Vポイントやdポイントが貯まるみたいです。

(私はどちらも該当なくもらってませんが。勝手にもらえるものなのでポイ活じゃない…!笑)

検査当日

PET検査は、検査の6時間前から絶食というルールがあるため、
私は前日の夜ご飯をしっかり食べて、水やお茶以外の飲食はせず当日の朝食は抜き検査に行きました😌

◆受付〜問診

当日、検査センターに到着して、まずは受付を済ませ、問診へ。
…が、ここでちょっと困ったことが。

実は、少しトイレに行きたかったんです(笑)

受付の方にそのことを伝えると、
「腹部エコーでは膀胱に水分がたまっている方が画像が見やすくなるので、できれば我慢を…」とのこと。
というのも、PET検査の前にコースに含まれている腹部エコーの検査があるためでした。

幸い我慢できないほどではなかったので、そのまま問診を受けることに。

問診では、現在の体調や既往歴についての確認があり、そのあとに
PET検査についての簡単な説明もありました。monshin_women.pngPET検査は、予防・スクリーニング目的で受けるもので、体調が悪い人が対象ではない

検査の際に投与する薬剤により、微量ではあるけれど被曝(放射線を浴びること)がある

ただし、安全基準を大きく下回るごくわずかな量で、健康に影響はない

説明を聞きながら、普通はなかなか受けない検査なんだなと思った反面、だからこそ“予防”や“自分の今の状態を確認したい”という思いにはすごく意味があると感じました。


◆腹部エコー検査

控え室で検査着に着替え、まずは腹部エコー検査からスタート。

medical_echo_woman.png…なんですが、この時点で私はかなりトイレに行きたくなっておりまして💦

この画像にように穏やかな表情ではなかったですね😂
「水分があったほうが見やすい」という理由でトイレを我慢していましたが
検査台に横になり、お腹にエコーの機械をググッと押し当てられるたびに、こんなにトイレ我慢したの久しぶり😂…と思いました💦
なんとか無事に検査を終え、技師さんから「トイレ行かれていいですよ」と声をかけられた瞬間、ダッシュでトイレへ直行しました(笑)

run_cat.pngPET検査前の準備

トイレも済ませスッキリし😂いよいよPET検査の準備に入ります。

まずは、FDGという薬剤の静脈注射を受けました。

chusya_saiketsu_woman.pngこのFDGは、ブドウ糖に微量の放射線を組み込んだ薬剤で、がん細胞を見つけるための“目印”のような役割を果たすそうです。

◆FDGってなに?

がん細胞は、正常な細胞よりも活発に活動しているため、


エネルギー源であるブドウ糖をたくさん消費するという性質があります。

FDGはこのブドウ糖とほぼ同じ成分なので、
がん細胞に取り込まれることで、画像上でその部分が強調されて表示されるのです。

白黒画像の場合:がんの部分が濃く写る

カラー画像の場合:色がついたり、光って見えたりする

体の中の“異常な活発さ”を持った細胞(がんなど)を視覚的に捉えることができるそうです。

◆注射後は1時間安静

FDGを注射したあとは、薬剤が体内にしっかり行き渡るように、
1時間ほど横になってとにかく安静に過ごします。

この間はスマホを見たり喋ったりせず
リラックスしていることが、検査精度にもつながるそうです。

注射後の安静が終わると、トイレに行って尿に含まれる薬剤を排出し、
いよいよ本番、PET検査に移ります。

PET検査本番

案内されて入ったのは、割と広めの検査室
その中央にドンと構えていたのが、いわゆる“トンネル型”のPET装置でした。

kenkoushindan_mri_woman.png私はその装置の中に横たわり、およそ30分前後かけて全身を撮影
いろんな角度から画像を撮るそうですが…

正直なところ、その間ずっと寝ていました😪
気がついたら終わっていて、途中の記憶はありません(笑)


◆閉所が苦手な方や注意が必要な方へ

PET装置は狭いトンネル状になっているので、閉所恐怖症の方には少し厳しいかもしれません。
また、妊娠中や授乳中の方は、たとえ微量でも放射線の影響を避けるため、検査は受けることができません。

事前に医療機関に相談しておくのが安心ですね。


◆検査後の流れ

検査が終わると、軽食としてサンドイッチなどが提供されました。
空腹だったこともあり、ありがたくいただきました😌

その後少しの休憩時間があり、いよいよ検査結果の説明へと進みます。

いよいよ結果発表!

名前を呼ばれ、ついに結果説明の部屋へ案内されました。
ちょっとした緊張感の中、いよいよ**「自分の体の中身」**とご対面です。笑

まず見せられたのは、自分の体の画像

PET検査では、放射性ブドウ糖(FDG)が取り込まれた部分が濃く・はっきり映るため、
正常な細胞と異常な反応を示す部分の違いが一目でわかるようになっています。カラー画像でネオンカラーでうつるようなイメージです。

担当の先生と一緒に、自分のPET画像をパソコンの画面に映し出しながら説明を受けました。

PET検査では、薬剤が集まっている部分にがんの可能性があるとされます。
ただし、脳や胃など、もともと代謝が活発な臓器には生理的な集まりが見られることもあるため、すぐに「がん」とは限りません。

「ここが肝臓で、ここが肺で…」と、丁寧に体の部位を確認しつつ、

今回の私の結果としては、

悪性腫瘍を疑うようなPET検査薬の集まりは認められませんでした。

この言葉を聞いて、とりあえずは一安心
高額な検査でしたが、受けてよかったと思える瞬間でした。

このあと、画像のCD-Rをもらい、簡単な報告書のコピーもいただきました。
今後、別の病院で診てもらうことになっても使えるようになっているそうです。

◆合わせて行ったCT・超音波検査の結果

PET検査に加え、**CTや腹部エコー(超音波検査)**も行ったので、そちらの結果も教えていただきました。

右肺に古い炎症の跡が見られました。
 → 特に問題はないとのこと。

胆嚢に3mmのポリープがありました。
 → 良性の可能性が高く、経過観察でOK

胃に薬剤の集まりが認められたため、念のため内視鏡(胃カメラ)検査を勧められました。

◆胃カメラの結果とその後

その後、実際に胃カメラを受けたところ、ピロリ菌が見つかりました。
医師の指導のもと、除菌治療を行いました。


ちなみに、PET検査にかかったトータルの時間はおよそ3時間ほどでした。
待ち時間や検査の合間も含めて、落ち着いたペースで進んでいく印象でした。

検査を受けた率直な感想

予防を目的としたPET検査は自費診療のため、
高額(今回約11万円)で、医療費控除の対象にもなりません

ですが――

何より、何も異常がなかったことが確認できて、心から安心できましたし、
そのおかげで、迷っていた保険の解約にもすんなり踏み切ることができました。

両学長がおっしゃっていた

「保険料を払うよりも、予防にお金を使った方がいい」

という言葉が、本当にしっくり来ました。

いくら保険に入っていても、それで病気が治るわけではありません。
だったら、そのお金で定期的な検査や予防に使う方がよっぽど建設的だな、と心から実感しました。

ただ、私個人の正直な感想としては、PET検査は

「一度受けてみてもいいけど、胃カメラや大腸カメラで十分」

かなぁというのが本音ではあります。

もちろん、より広範囲を一度に調べたい方や、がん家系で家族にがんの不安がある方にとっては
安心材料としての価値は十分ある検査だと思います。

実際、私も検査を受け安心しました。

また、私の知人はPET検査で鼻にできた初期のがんが見つかり、早期治療につながりました。
そういった話を聞くと、「やっておいて損はない検査」とも言えます。

私自身は、「一度経験しておけば安心」という感覚で受けましたが、
結果的にはやはり“安心を買った”という意味では大きな価値があったと思っています😊

まとめ

PET検査は決して安くはない検査ですが、自分の健康状態を客観的に把握できる貴重な機会になると思います。

「不安のまま保険にお金を払い続ける」よりも、「一度調べて安心して見直す」ことができたのは大きな収穫でした。
そして検査結果を見て納得できたことで、ようやく腹落ちして保険の解約にも踏み切ることができました。

もちろん、胃カメラや大腸カメラといった通常の検査でも十分な場合もありますが、
私にとってPET検査は「一歩踏み出すきっかけ」になりました。

もしこの記事を読んで、同じように悩んでいる方が少しでも前向きな気持ちになっていただけたら嬉しいです😊

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まきまき☆投資二刀流🔰

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まきまき☆投資二刀流🔰

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この記事のレビュー(1
  • 会員ID:KwJmaYoB
    会員ID:KwJmaYoB
    2025/07/19

    まきまき⭐︎さん PET診断とても気になっていました!ただ高額なので💦 自分の体を知る事は大切ですね❣️ ピロリ菌が見つかり除去もでき良かったですね☺️ 前半のトイレキツかったですね😅 サムネイルが物語っていますね(ダッシュ🐈💨) 私もガン家系なので参考になりました🙏 ありがとうございます😊

    まきまき☆投資二刀流🔰

    投稿者

    2025/07/19

    みるきぃさん✨ 読んでくださりありがとうございました😊 PET高くて悩みましたが💦腹落ちして保険解約に踏み切れるきっかけになったので トータルで考えたら良かったです😌 健康資産を考えられるようになったのも学長、リベシティのおかげです🙏みるきぃさんもいつも感謝しています🥰

    まきまき☆投資二刀流🔰

    投稿者