- 投稿日:2025/06/21
- 更新日:2025/06/21

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要約
教員17年の筆者が実際に教室で起きた「楽器破壊事件」を例に、①失敗を隠さず見える化②行動を分解し原因を探る③子ども主体で再発防止を決める――3ステップで“壊れた瞬間”を家庭でも活かせる学びの宝に変える方法を伝えます。
こんにちは。小学校教員🏫17年【のりまつ】です🏫
お子さんが失敗した時、つい感情的に叱ってしまうこと、ありますよね?
特に、家の大事なものを壊されたり、何度言っても物を丁寧に扱ってくれなかったりすると、イライラが募ってしまうのも無理はありません。
実は、その失敗は、お子さんの成長にとって「最高の教材」になるかもしれません。今回お届けするのは、先日私のクラスで実際に起こった“カホン破壊事件”について。
この出来事を通して、子どもたちがどうやって「失敗の価値」を見つけたのか?
そして、ご家庭での関わり方も大きく変わる**「失敗の活かし方」**をお伝えします。
1. 事件のはじまり─「ちょっとだけ」のつもりが…
その日は猛暑。熱中症指数が高く、外遊びは禁止でした。
子どもたちは午前も午後も室内でエネルギーを持て余しており、休み時間になると隣の遊びルームへ。
場所は、教室の横にある小さな遊びルームです。
メンバーはAさん・そのほか数名。

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