- 投稿日:2025/06/28
- 更新日:2025/09/30

接客業をしており、新しい職場で毎日がんばっていたはずなのに、
気づけば「自分ばかりが空回りしてる」と感じる日々が続いていました。
辞めたいと思うくらいつらかったけど、それもできなかった。
そんな私が今、落ち着いて振り返って思うことがあります。
「辞めててもいい。辞めなかったことにも意味はある。
どっちを選んでも、大丈夫だったんじゃないかな」
似たような気持ちを抱えてる人に、ちょっとでも届けばうれしいです。
1. 思ってた以上にしんどかった、新しい環境
新しい職場では、想像していたよりもずっと多くのことがスムーズにいきませんでした。
採用時に聞いていたシフト条件が後から変わったり、勤務態度にムラがある人がいたり。
真面目に働いてくれる人ほど、納得できずに不満がたまっていきました。
お客様からも「感じが悪い人が多い」とクレームが入ってしい、私は一つひとつ向き合って対処しているつもりでした。
それでも状況はすぐには変わらず、
「自分がもっとしっかりしないといけないのかも」と、ずっと気を張っていました。
2. 「なんで私だけこんなに頑張ってるの?」
周りの空気を読みながら、フォローをして、トラブルを避けて。
でもある日ふと、疲れが押し寄せてきて思いました。
「これ、なんで全部私がやってるんだろう?」
責任感だけで動いていたけど、気持ちが追いつかなくなっていました。
辞めることも考えたけど、勇気が出なかった。
どこかで、「今やめたら負けかな」って思っていたのかもしれません。
3. 続けたからこそ見えたもの
それでもなんとか、ここまでやってきました。
時間がかかりましたが、今では信頼できる仲間に恵まれ、前よりもずっと働きやすい環境になりました。
だからこそ、「あのとき辞めなくてよかった」と思うこともあります。
4. 逃げていたとしても
ここまできた今だからこそ思うんです。
もしあのとき辞めていたとしても、それは間違いじゃなかったかもしれないなって。
しんどさから逃げるのも、自分を守るためには必要なことだと思うから。
続けても、辞めても、どちらの選択にも意味はあるし、
そのときの自分が生きやすいな、と納得して出せた答えなら、それでよかったんじゃないかなと思います。
最後に
辞めることは決して悪いことじゃないし、後ろめたさを感じる必要もないなと思っています。
自分の気持ちに素直になることであって、勇気を出すこととは少し違うのかなと感じます。もちろん、私は続ける選択をして得られたものもたくさんあって、そのことには満足しています。
でも、どちらの選択をしても大丈夫。大切なのは、自分を責めずに自分のペースで進んでいくことだと思います。だから、今つらい人も、自分の気持ちを大切にしてほしいなと思っています。