お墓よりも樹木葬を選んでよかった！1体10万円で父と祖母を納骨した体験談

私が樹木葬を選んだ理由

私が樹木葬を選ぶことになった背景には、祖母の納骨ができなかった過去があります。

祖母が亡くなったのは、今からもう15年前のこと。

当時、両親は「ちゃんとお墓を建てて納めてあげたい」と考えて、墓石を建てるためのローンを申し込もうとしました。

でも、ローンは通りませんでした。私の姉に代わりにローンを組んでほしいと頼んでいました…。

生活するのがやっとの中で、借金してまでお墓を建てるべきかどうか──

家族で話し合った末、「立派なお墓よりも、今の生活を大事にしよう」という結論になりました。

その結果、祖母の納骨はできないまま10年以上が過ぎてしまったのです。

私はそのことが、ずっと心の中に引っかかっていました。

そんな中で、今度は父が他界しました。「今度こそちゃんと納めてあげたい」そう強く思った私は、公営霊園の樹木葬を選びました。

昔ながらの石のお墓は、維持費や掃除、墓じまい、継承者問題など、手間もお金もかかります。

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