- 投稿日:2025/07/06
- 更新日:2025/07/30

※時間がない方は4番と5番だけ読んでみてください☺️
だいぶ暑くなり熱中症患者が増えてきました。
軽度の熱中症は自宅で対応できますが、重度の場合、意識障害、肝不全、腎不全など重度の多臓器不全となり命を落とすリスクがあります。
これまでに重症の熱中症で臓器移植により救命できた患者さんも経験しましたが、ここまでの重度の熱中症を起こさないために早期治療と予防が重要です。
本記事では、軽度の熱中症の治療法と熱中症にならないための予防法について解説します。
1.熱中症とは
熱中症とは気温や湿度が高い環境にいる際に、体温調整が追いつかなくなったことで様々な体の不調が生じる状態をいいます。
2.熱中症の原因
私たちの体は汗をかいたり、皮膚の血管から外に熱を逃がすことで体温を調整しています。急な気温の変化により汗を上手にかいたりができない状態では体内に熱がこもってしまいます。
また、汗を出すためには体の中に十分水分があることが重要です。体内の水分が少ないと汗をかけませんので熱を外に逃がすことができなくなってしまいます。

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