• 投稿日:2025/07/10
【日本酒】日本酒用語「櫂入れ」とは?

【日本酒】日本酒用語「櫂入れ」とは?

  • 1
  • -
会員ID:XiNP5Zvx

会員ID:XiNP5Zvx

この記事は約3分で読めます
要約
櫂入れは大きなタンクの中のもろみを人の手で混ぜ、発酵を均一にする大切な作業。重労働ですが蔵人の勘と技が一杯の美味しい日本酒を支えています。

蔵人の手で酒が育つ時間。

日本酒の蔵見学などで「櫂入れ(かいいれ)」という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。
漢字だけ見るとちょっと難しそうですが、これこそが日本酒造りの大事な仕事のひとつです。

IMG_0943.jpeg👆なかなか巨大なタンクが通じない😓実際は何百リットルもあるタンクです。

■ 櫂入れとは?

簡単にいうと、仕込みタンクの中のもろみ(発酵中の酒)を、
大きな棒(櫂)でかき混ぜる作業のことをいいます。

米と米麹、酵母、水がタンクの中で発酵を続ける中、
時間が経つと中身が層のように分かれたり、発酵ムラができたりしてしまいます。

そこで、蔵人が長い櫂をタンクの中に差し込み、
底から上へとゆっくり混ぜてあげる。
それが“櫂入れ”です。

■ 何のためにやるの?

櫂入れの目的は大きく2つ。

✅ 発酵を均一に進める
発酵中の温度や酵母の活動を均一にして、狙った味わいに近づけます。

✅ もろみの状態をチェックする
混ぜるときに、香りや手ごたえで「発酵が順調かどうか」を確認します。
タンクの中を機械で全部見られるわけではないので、
蔵人の五感で感じ取る大事なタイミングです。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください

ノウハウ図書館でできること
  • すべての記事の閲覧

  • ブックマーク

  • いいね・レビュー

  • 記事の投稿※応援会員(有料)のみ

  • ポイントの獲得※応援会員(有料)のみ

※会員登録には、新入生会員(初月30日無料)と応援会員(有料)があります

応援会員制度とは?
さらに!
  • リベシティの他の機能やサービスもご利用いただけます詳しく見る

ブックマークに追加した記事は、ブックマーク一覧ページで確認することができます。
あとから読み返したい時に便利です。

会員ID:XiNP5Zvx

投稿者情報

会員ID:XiNP5Zvx

イルカ会員

この記事に、いいねを送ろう! 参考になった記事に、
気軽にいいねを送れるようになりました!
この記事のレビュー(0

まだレビューはありません