- 投稿日:2025/07/11
- 更新日:2025/09/29

これから始まるリベフェスで旅行サイトを利用された方は多いかと思います。
近年、宿泊予約サイト「Booking.com」になりすました詐欺が増加しています。旅行や出張で利用する機会の多いこのサイトを狙った巧妙な手口により、個人情報やクレジットカード情報が盗まれる被害が多発しています。
この記事では、Booking.com詐欺の最新手口と、絶対に気をつけるべきポイント、予防策を詳しく解説します。
Booking.com詐欺とは?
Booking.com詐欺とは、実在の予約情報を悪用し、管理者になりすまし連絡を取り、金銭をだまし取る詐欺です。
特徴的なのは、実際にBooking.comで宿泊予約をした直後に、公式からのメッセージを装った連絡が来る点です。そのため、利用者は本物の連絡だと信じてしまい、詐欺に気づきにくくなっています。
よくある詐欺の手口
◆ フィッシングメッセージの送信
Booking.comのメッセージ機能(もしくはSMSやメール)を使って「本人確認のため」「支払い情報の確認」などと偽り、外部リンクに誘導誘導先は本物そっくりな偽サイトで、クレジットカード情報の入力を促される
◆ 急かす言葉で不安を煽る
「今すぐ確認しないと予約がキャンセルされます」「支払い情報が未確認です」など、急がせて冷静な判断力を奪う言い回しが多用される
◆ 実在する宿泊施設名を使用
被害者の予約情報を使って、本物のホテル名や予約日を含めて信ぴょう性を高める
なぜ詐欺に引っかかってしまうのか?
・本物の予約情報が使われているため信じやすい
・旅行中で気が緩んでいる、時間がない
・Booking.comの正規の連絡ツールを模倣しているため見分けがつかない
詐欺被害を防ぐ5つの対策
決してリンクからカード情報を入力しない
→ 正規の支払いページは常に「https://www.booking.com」から始まります。
公式アプリやサイトで確認する
→ メッセージが来たら、一旦アプリを閉じて、直接公式アプリやサイトから確認しましょう。
「急げ」と言われたら冷静に
→ 詐欺は「今すぐ!」と急かします。本当に重要なら公式から何度も通知されるはずです。
カード会社の不正利用通知を設定する
→ 万が一情報が漏れても早期発見につながります。
パスワード・IDの使い回しをやめる
→ 他サービスから漏れた情報でログインされるリスクがあります。
もし詐欺に遭ってしまったら
・速やかにカード会社に連絡して利用停止
・Booking.comのカスタマーサポートに
・報告警察や消費者センターに相談
被害を最小限にとどめるためにも、即時対応が鍵です。
教訓:旅行中ほど冷静さが大切
旅行や出張先では、時間や気持ちに余裕がなくなりがちです。そこを突いてくるのがこうした詐欺。「公式に見える=安全」ではありません。
常に「おかしいな?」と一歩引いて確認する習慣を持ちましょう。
おわりに
Booking.comを装った詐欺は、ますます巧妙になってきています。
「自分は大丈夫」と思わず、正しい知識と冷静な判断力で、自分と大切な人を守りましょう。