- 投稿日:2025/07/15
- 更新日:2025/07/15
理想と現実。母測5gで膝から崩れ落ちる。
職業柄、授乳トラブルに悩む母たちをたくさん見てきた。だから、授乳はそう簡単なものじゃないと私は知っている。けど、心のどこかで、「授乳について人より多くの知識と経験がある。だから私は完母でいけるだろう。」そう自負していた。そして私は、2人の子供に恵まれた。
完母にしたくて、1人目の時は頻回授乳をしたけど、なかなか母乳量が増えず、結果95%ミルクで育てた。
数年後、2人目を授かった。今回こそは!と頻回授乳を心がけて頑張った。そして訪れた2週間健診の日。左右10分ずつ授乳させて母測(母乳をどれだけ飲めているか体重を測って確認する方法)してみると、飲んでいたのはなんとたったの "5g" だった。思わず、5g!?と大きな声が出てしまった。そして私は、あまりのショックに膝から崩れ落ちたのであった。
2週間健診までの授乳のリアル
悔しかった。悲しかった。不甲斐なかった。ミルクでも子供は立派に育つ。それは分かってる。けど、私は完母でやれるって自信があったのに。周りの助産師仲間もみんな完母で育ててた。(その時の私はそう感じていた。)
完全に自信を失ってしまった。
2週間健診までの授乳状況は、『母乳10回+ミルク5−6回/日』で、必要量の約半分はミルクで補っているような状況だった。母乳を飲ませても足りなさそうに泣くことが多かった。けど、母乳もよく吸ってくれていたから、それなりに出ているだろうと思っていたのに...!!!
続きは、リベシティにログインしてからお読みください