- 投稿日:2025/07/22

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要約
配当性向が高い=安心とは限りません。企業が掲げる配当方針よりも、「利益の安定性」や「資金余力」などの中身をチェックすることが大切です。高配当株投資では、数字の裏側をしっかり見ましょう。
🔰はじめに:「この会社、配当性向が80%って大丈夫なの?」
株を調べていると、こんな会話に出会うことがあります。
「配当性向って、40%くらいが普通じゃない?」
「でも、この会社は80%って書いてあるよ。やばくない?」
「いやいや、会社が“配当性向80%を目指す”って言ってるから大丈夫でしょ✌️😊」
──さて、どちらの意見が正しいのでしょうか?
実は、“どちらも一理ある”のですが、それだけでは判断が難しいのが「配当性向」の世界です。
🤔「配当性向」ってなに?
まず、基本から確認しておきましょう。
配当性向とは、会社が1年間に稼いだ利益のうち、どれだけを配当として株主に渡すかを示す割合のことです。
たとえば、100億円の利益が出て、そのうち40億円を配当するなら → 配当性向は40%
80億円を配当するなら → 配当性向80%(けっこう高め)
一般的には、30〜50%程度が健全な目安とされています。なぜなら、会社には「将来への投資」や「予備の資金(内部留保)」も必要だからです。

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