- 投稿日:2025/07/16
- 更新日:2025/09/29

一見すると本物のように見えるため、気づかずにアクセスしてしまい、数千円の課金を求められたりするケースがありました。
この記事では、ニセモノに引っかかりやすいパターンと、偽物のChatGPTの見分け方を解説します。
被害を未然に防ぐために、ぜひ最後まで読んで注意喚起の参考にしてください。
ニセモノに引っかかりやすいパターン
1. ChatGTPなど「一文字違い」の名前に注意
OpenAIから提供されているAIは「ChatGPT」ですが、「ChatGTP」「ChatGBT」など、一文字違いの紛らわしい名前を使ってユーザーを騙すケースが多く見られます。
Googleなどで検索したとき、こういった名前のアプリやWebサイトがヒットすることがありますが、公式とは一切関係ありません。
アプリストアでも似た名前でアプリが出ていることがあるため、ダウンロード前に「提供元」を必ず確認しましょう。
上の画像はApp storeですが、1番上が本物、
その下が似てるニセモノです。
2. 検索結果の「スポンサー広告」からアクセスしてしまう
検索エンジンで「ChatGPT」と調べた際、検索結果の一番上に表示されるスポンサー広告(広告枠)から偽物に飛んでしまうパターンも見られています。
こういった広告リンクは見た目が本物そっくりでも、クリックすると偽サイトに誘導されていることがあります。
広告表示の中には、課金を即要求したり、ウイルスを仕込むものもあるため、必ず公式サイトか宿題リストなどの信頼性の高いリンクからアクセスするようにしましょう。
3. 不明なリンクから誘導される
SNSやメール、DMで送られてくる「ChatGPTはこちら」などというリンクは要注意です。
こうしたリンクからアクセスすると、フィッシングサイトに誘導されることもあります。
特に最近では、「〇〇で話題のAIチャット」といった文言で巧妙に誘導してくる手口も増えています。
そういったリンクを踏むのはトラブルの元なので、信頼できる情報源以外からのリンクは絶対に開かないようにしましょう。
偽物のChatGPTの見分け方
1. 発売元・提供元が「OpenAI」であるか確認
本物のChatGPTは、アメリカの企業「OpenAI(オープンエーアイ)」が提供しているサービスです。
アプリをインストールする際や、Webサイトを利用する際には、必ず提供元が「OpenAI」となっているかを確認しましょう。
たとえば、iOSやAndroidのアプリストアであれば、提供元が「OpenAI」かどうかをチェックできます。
先程のニセモノですが、提供元は謎の企業(?)でした。
2. 初回から「即課金」を求めてくるものは偽物の可能性大
ChatGPTの無料プランは、登録すれば無料でも利用できます。
本物では、いきなり課金画面に誘導されたり、クレジットカード情報の入力を要求されたりすることはありません。
実際私は無料プランでChatGPTと1日に十何往復か会話したことあがりますが、問題なく利用できました。今日もこの記事を作るのにChatGPTを使って校正しています。
「使う前にまず支払い」や、「今日登録しないと損をする!」などの煽り文句で課金を迫ってくる場合は、詐欺の可能性が非常に高いので、アプリを削除してください。
3. 「画像生成ができない」など機能が著しく制限されている
本物のChatGPT(特に有料プラン)では、画像生成やファイルの読み取り、音声での会話など多くの機能が使えます。
偽物の場合、こうした機能が使えなかったり、返答内容が不自然だったり、非常に質が低いことがあります。
本物と比較して違和感を覚えるレベルの性能差があれば、それは偽物か、別サービスを装ったものの可能性があります。
まとめ:安全にChatGPTを使うために
被害を防ぐためには、以下のポイントを意識してください。
アクセスは公式サイトから行う
アプリは提供元「OpenAI」を確認
検索結果画面のスポンサー広告は避ける
不明なリンクはクリックしない
即課金や精度、表示などに違和感を持つ
便利なAIツールであるChatGPTだからこそ、詐欺のように悪用されるリスクも高くなっています。
正しい知識を持ち、安全に活用していきましょう。
みなさんは私のようにこういうニセモノに引っかかってしまわないようにしてください。(シティ入会直後の時に課金してしまいました)
この記事を読んだ方の数千円や個人情報を守ることにつながったら幸いです。