- 投稿日:2025/07/18
- 更新日:2025/09/29

現在稼ぎや祭りで不良品販売に専念されてるお方も多いと思います。
近年、フリマアプリやネットオークション、リユース市場の拡大に伴い、「買い取り詐欺」と呼ばれる新たな手口の詐欺が増加しています。
「不要なものを高く売りたい」という心理につけ込み、巧妙に現金や商品を騙し取る悪質な手口が横行しているのです。
この記事では、買い取り詐欺の実態や代表的な手口、被害に遭わないための対策を分かりやすくまとめました。
✅ 買い取り詐欺とは?
買い取り詐欺とは、「高額で買い取ります」などと謳って個人や店舗から商品を受け取りながら、実際にはお金を支払わない、または支払いを極端に遅らせる手口の詐欺です。
一見すると正規の業者や親切な個人に見えるため、詐欺と気づきにくいのが特徴です。
🔍 よくある買い取り詐欺の手口
◉ 手口1:高額査定を提示し、商品を送らせた後に連絡が取れなくなる
「このブランドバッグなら10万円で買い取ります」と連絡が来て、商品を送るとその後音信不通になるケースです。
◉ 手口2:査定後に値下げ交渉→キャンセル不可と主張
一度高値を提示して送付を促し、到着後に「傷があった」と低額提示。返品も拒否され泣き寝入り。
◉ 手口3:代金の後払いと偽り、入金せずに転売
「到着後に振り込みます」と言いながら、商品だけ受け取り、転売。代金は支払われない。
🚨 実際にあった被害事例
Aさん(20代女性)
SNSで見つけた「ブランド品買い取ります」のアカウントにルイ・ヴィトンのバッグを送ったが、連絡が途絶え、数週間後にはそのバッグが他のフリマサイトで出品されていた。
Bさん(40代男性)
楽器の買取業者にギターを宅配で送付。査定額から大幅に減額された上、返送を求めると「規約により不可」と突っぱねられた。
💡 被害に遭わないためのポイント
買取業者の実績と口コミを必ず確認する
→ 公式サイト・SNS・Googleマップの評価をチェック。
特商法に基づく表記があるか確認
→ 所在地、代表者、連絡先、返品規定などが明記されていない業者は要注意。
代金の支払い方法を事前に確認し、後払いには注意
→「先に商品を送れ」には慎重になる。
やり取りはできる限り記録に残す
→ メールやチャット内容、梱包・発送時の動画などを残しておく。
匿名アカウントとのやり取りは避ける
→ 実在性が確認できる事業者・個人を選ぶ。
🔐 まとめ
買い取り詐欺は「高く買います」という言葉で信用させ、商品を奪う極めて悪質な手口です。
金銭だけでなく、大切な思い出の品を失うことにも繋がるため、注意が必要です。
「送る前に一度調べる」「証拠を残す」「信頼できる業者を選ぶ」ことが、被害防止につながります。
特にSNS経由や初めてやり取りする相手の場合は、慎重に対応するようにしましょう。