- 投稿日:2025/08/03
- 更新日:2025/09/29
初めまして、
保育士資格を取得しており、また以前は児童養護施設で働いたこともあり、
子どもと接することが大好きな、Yamatoと申します!
この記事を見ていただければ、ご自分のお子さんの、
将来の5つの力のうち、
【貯める力、稼ぐ力、使う力】の3つ、
が養われることが期待できます!
ぜひぜひご活用なさってみてくださいね!
このような悩みありませんか?

さて、皆様も、ご自分のお子さんについて、
このような悩みがありませんか?
・ずっとデジタル機器(スマホ、タブレット、ゲーム、テレビなど)ばかりやっている!
・デジタル機器のルールを決めても守らない!喧嘩ばかりになる!
・デジタル機器の他にも何か興味を持って欲しい!
…などなど。
ルールを作ろうとしても大体は反発されますよね…。
ですが、私の1番の愛読書である、
"エッセンシャル思考“という本で紹介されていた、
デジタル機器&お小遣いについてのルールを使用すれば、
このような悩みは解決するかもしれません!
"エッセンシャル思考"の作者も同じように悩んでいたようです。
以下にて引用します。
一時期、子供たちのデジタル機器依存に悩んでいたのだ。テレビ、コンピュータ、スマートフォン、タブレット。気づくと子供達はくだらない娯楽に多大に時間を費やしてしまう。だがそれをやめさせるのは簡単ではなかった。テレビやインターネットの時間を制限すると、猛烈に反発してくる。常に見張ってなければならないので、こちらの貴重な時間も削られる。
エッセンシャル思考
どの国でも、同じような悩みを抱えているのがわかります。
この後には私と息子との使用実例も記載するので、ぜひ活用なさってみてください!
さて、結論を申し上げますが、
一番重要なのは、大人が半ば勝手に決めたルールではなく、
【子ども自身に選択させる力を身につける】
ことです!
この考えだけでも、ぜひお持ち帰りくださいね!
それでは具体的に紹介していきます。
用意するもの
![]()
まず最初に用意するものは、
【オリジナルで作ったチケット10枚】
これだけです!
書式やデザインは問いません!
私の場合は、1ドル札をイメージして、印刷して切り取っただけの簡単なものです。
ただし、注意点として、
連番を振るなどして、複製し辛いもの方にしたほうがいいかもしれませんね。
原則ルール
![]()
最初に、"エッセンシャル思考"に載っていた、原則ルール3つをご紹介します。
①毎週月曜日に10枚のチケットを渡す
②1枚につき二つのうち一つと交換できる
・30分間デジタル機器を使うことができる
・50円と換金できる
③30分読書をした場合は、基本の10枚に加えて、1枚渡す
以上です。簡単ですよね!
ルールの適用については、
・本の内容そのままの原則ルールを使用する
・私の実例を参考にする
・ご自分のご家庭に合わせてオリジナルの調整を加える
どれにするかは皆様にお任せします。
結果
![]()
ルール適用の結果は、本から抜粋すると以下が期待できるようです。
結果は予想以上だった。テレビやネットをする時間は10分の1になり、私や妻が目を光らせる必要もなくなり、有意義なことに時間を使えるようになった。
エッセンシャル思考
電車やレストランなどで、ずっとスマホを見ている(見せられている)子どもを見て、
思うところがあり、このルールを我が家では適用しましたが、
現状、私の息子も、
「あ、チケットもうないんだった。夜に一枚使うね。」
などと自制できるようになってきました!
(もちろん、それでもたまに喧嘩しますが…笑)
将来の5つの力の形成に貢献できると期待しています。
さて、以下にて本題に入ります!
①毎週月曜日に10枚のチケットを渡す
![]()
"エッセンシャル思考"に記載されていることをそのまま引用します。
〜そこで私たちは、チケット制を導入することにした。週の初めに子供達に10枚のチケットを与える。
エッセンシャル思考
そして、以下にて私の実例をご紹介しますので参考にしていただければ幸いです。
我が家では、
・チケットの枚数は、子どもの年齢+2枚(例:4歳なら=6枚)
・誕生日にチケットが1枚増える(最大10枚)
・月曜日に配布
以上のアレンジを加えております!
アレンジの理由としては、
幼い頃に10枚は多く感じると思っているため、
8歳(小2〜3)くらいに自制の判断能力が追いつくと見込んで、
8歳の時に原則通りの10枚になるようにしています。
②1枚につき二つのうち一つと交換できる
![]()
引き続き"エッセンシャル思考"に記載されていることを引用します。
チケットを一枚使うと、30分間はテレビやネットができる。しかし使わずにとっておくと、1枚につき50セント(50円とする)と交換できる。1週間テレビもネットも我慢すれば週の終わりには5ドル(500円とする)が手に入るというわけだ。
エッセンシャル思考
以下にて、私の実例をご紹介します。
長くなるので、換金と、デジタル機器使用について分けて記載します。
換金について
![]()
我が家では、
小学生になるまではお金の概念が理解できていないと判断し、
・換金は不可
・なお小学生になったら1枚につき年齢×10円渡す(例:7歳なら1枚につき70円換金)
・換金は月末(Suicaなどに入金して渡してもいい)
以上のアレンジを加えております。
換金額の理由としては、
原則通りだと、
全くデジタル機器を触らなかった場合で、
上限額が月2000円ほどになりますが、
(一枚50円×10枚×約4週間=約2000円〜2500円)
おそらく、現代でデジタル機器に全く触らずに過ごすことは難しいため、
子どもが頑張って月の半分のチケットを換金してきたと仮定して設定しました。
例えば、
小学5年生(10歳)ならば、1枚あたり100円です。
月の半分をデジタル機器使用、残り半分を残したとします。
1週間10枚×1ヶ月4週間÷2=約22枚
22枚×100円=2200円
年齢的にこのくらいなら妥当かと思いますが、
多すぎる、または少なすぎと感じた方は、
さらにアレンジを加えられても良いと思います!
デジタル機器使用
![]()
本には、具体的にどのように電 デジタル機器を使用させるかまでは、
あまり詳しくは記載されておりませんでした。
しかし、この点がご家庭によって、ルールが複雑化しやすいので注意が少し必要です。
以下にて私の実例をご紹介します。
まず、我が家ではデジタル機器であればなんでも、このチケットを適用します。
・スマホ
・タブレット
・ゲーム
・PC
・子ども用のおもちゃパソコン
…などなど。
なお、ルールを複雑にすると、親も子も日常で覚えていられないので、
一つだけシンプルなルールを設けました。
それは、
「基本的に何に使ってもいいが、年齢制限があるものなど、悪影響のあるものだけは禁止」
です。
他にもくだらないYouTubeなどは、本音は見せたくありませんが…
そこは、子どもを個人として捉え、容認しています。
他にも、
・1日に何枚使えるか
・何時から何時までに使えるか
などの課題もいずれ出てくるでしょうが、
その都度話し合いが必要そうです。
ぜひ、皆様もお子さんの意見をできる範囲で尊重してみてください。
大切なのは、
【大人と子どもで一緒にルールを決める】
ことです!
③30分読書をした場合は、基本の10枚に加えて、1枚渡す
![]()
本を引用すると以下となります。
またボーナスポイントとして、30分間読書をすれば1枚おまけのチケットが手に入ることにした。
エッセンシャル思考
以下私の実例をご紹介します。
我が家でもこのボーナスは適用としています。
そしてシンプルなアレンジルールを設けており、
・チケットを全て使い切った場合のみ、1枚追加ができる
・読書以外にも、図鑑、ひらがなや数字ドリルとする(漫画は不可)
…としています。
理由としては、
以前、我が家で、
週初めに渡したチケットを、使い切る前にボーナスを追加した際、
読書をすれば無限にチケットが手に入ると思わせてしまったようで、
喧嘩になったため、息子と話し合ったこのルールを適用しました。
なお、勉強や読書は、本来報酬などで釣ってやらせるものではなく、
自発的にやった場合のみ身につく、とも言われています。
この匙加減は難しいところだと思いますが、
やはり、大人にやらされるのではなく、
【子どもが主体的に選んで行動する】
ことに重点を置いてルールを適用してみてください。
注意点
![]()
なお、ご注意点として、アレンジを加え過ぎると本質からズレたり、
また、ルールが一貫していないと子どもに不信感を与えますので、
アレンジは小さく、慎重になさることをお勧めします。
そして子どもにルール適用をしている以上、親もできる範囲でそのルールに則って、
デジタル機器を使用できれば、なお良いと思います。
(私もゲームが好きなので、正直きついです笑)
最後に
![]()
いかがでしたでしょうか!
子どもにとっても悪い話ではないですし、
ゲーム性もあるため、導入しやすいルールだと思います!
最後にもう一度、本に記載されてあった部分を抜粋します。
結果は予想以上だった。テレビやネットをする時間は10分の1になり、私や妻が目を光らせる必要もなくなり、有意義なことに時間を使えるようになった。
エッセンシャル思考
シンプルなルールですが、効果は絶大です!
ぜひご活用なさってみてくださいね!
ご感想お待ち申し上げております。