- 投稿日:2025/07/29
- 更新日:2026/02/19
はじめに|すべては「信頼できる」と思ったところから始まった
「がんばっていますね」
「無理しすぎないでくださいね」
SNSで、そんな言葉をかけられて、少し救われた気持ちになったことはありませんか?
私はその“やさしさ”を信じた結果、冷静に考えきれないまま判断し、高額なコンサル契約を結ぶことになりました💦
2022年当時の私は、副業や投資についてほとんど知識がありませんでした。
育児と仕事の合間に、FP2級の資格取得を目指して勉強をしていた、ごく普通の主婦です。
勉強の記録として使っていたのが、X(旧Twitter)の小さなアカウント。
同じように頑張っている人と、ゆるくつながれたらいいな。
そんな気持ちで、日々のつぶやきを投稿していました。
この記事では、私がどのような流れでその判断に至ったのかを振り返りながら、
・なぜ冷静に考えられなかったのか
・どこで判断軸がずれていったのか
・今ならどう考えるか
を、「誰かを批判するため」ではなく、自分自身の判断の過程を整理するという視点でまとめています。
発端|勉強アカウントで出会った“親切な人”
FP2級の勉強をしていた頃、私は「今日は30分だけ勉強できた」「子どもが起きる前に少しだけ」そんな何気ない投稿を続けていました📱
フォロワーも多くない、小さなアカウントです。
そこに、ある日届いたコメント。
「がんばっていますね。でも無理しすぎないでくださいね」
声をかけてくれたのは、「ママの夢を応援するカウンセラー」と名乗る女性でした。
その後も、
・努力を認めてくれる
・気持ちに寄り添ってくれる
・家庭や時間の制約にも理解を示してくれる
そんなやり取りが、DMや通話で続いていきました。
当時の私は、「わかってもらえている」という感覚に、強く安心していたと思います。
次の段階|「先生と話してみませんか?」という提案
ある日、その女性からこんな提案を受けました。
「私も人生が変わった先生がいるんです。よかったら、ゆりママさんも一度お話してみませんか?」
紹介されたのは、落ち着いた雰囲気で、実績もありそうなコンサルの主宰者。
Zoomでの面談では、私の話を丁寧に聞いてくれたあと、最後にこう言われました。
「あなたの可能性を本気で伸ばしたい。だからこそ、ご案内したいプログラムがあります」
この時点では、内容や金額についての具体的な説明はありませんでした。
そして、面談の終盤になって初めて伝えられたのが、コンサル受講料約100万円という金額でした。
その場で揺らいだ判断軸
正直、とても驚きました。
即決できる金額ではありません💦
それでも、続けてこんな言葉をかけられました。
「これは人生に本気で向き合う覚悟の証です」
「今決断できる人が、半年後に変わっています」
「このまま何も変わらない選択でいいんですか?」
不安と同時に、「変われるかもしれない」という期待も刺激されていたと思います。
冷静に考える余裕は、ほとんどありませんでした。
結果として私は、その場で契約する判断をしてしまいました。
契約後に見えてきた「仕組み」
コンサルが始まってから、少しずつ全体像が見えてきました。
そこで教えられていたのは、
・自分の商品を作って売る方法ではなく
・このコンサルを他の人に紹介し、報酬を得る仕組み
という内容でした。
私の場合は、
・1件紹介が成立すると、一定額が還元される
・この仕組みは「アフィリエイトだから問題ない」と説明される
という形でした。
当時の私は、「そういうものなのかもしれない」と、深く考えきれずにいました。
なぜ気づけなかったのか|判断基準が「信頼」になっていた
今振り返ると、知識がまったくなかったわけではありません。
怪しい話があることも、高額コンサルに注意が必要なことも、頭では知っていました。
それでも判断を誤った理由は、「信頼している人が勧めている」という一点だったと思います。
・何度も励ましてくれた
・日々の投稿を見てくれていた
・家族や時間の事情も理解してくれた
その積み重ねが、「この人が言うなら大丈夫」という感覚を作っていました。
気づき|リテラシーがあっても感情は別物
この経験から感じたのは、論理や知識よりも先に、感情が動く場面があるということです。
特に、
・共感される
・応援される
・理解してもらえる
という体験は、判断力を大きく揺らします。
「私は大丈夫」と思っている人ほど、感情の入り口から判断してしまうことがある💦
これは、私自身が身をもって学んだことでした。
振り返って見えた、よくある流れ
あくまで私の体験をもとにした整理ですが、後から見ると、次のような流れがありました。
①SNS上での共感や励ましによって信頼関係ができる
②実績者・主宰者といった別の人物に引き継がれる
③内容や金額は最後に提示され、その場で判断を求められる
④具体的な中身より「変化したストーリー」が語られる
⑤契約後に、紹介を前提とした仕組みが見えてくる
この流れを知っているだけでも、次に似た場面に出会ったとき、立ち止まれるかもしれません。
もし今なら、こう考える
今の私なら、次のような点を意識すると思います。
・なぜ相手は無償で時間を使ってくれるのか
・相手の収入源はどこにあるのか
・「今決めて」と言われる理由は何か
そして、「一度持ち帰って考える」という選択をします。
判断を先延ばしにすることは、逃げではなく、自分を守る行動だと感じています。
安心して学ぶという選択肢
現在の私は、リベシティのように、
・情報がオープンで
・価格や内容が明示されていて
・他の人の実体験を確認できる
環境の中で、少しずつ学ぶことを選んでいます。
遠回りに見えても、結果的には一番安心できる方法だったと感じています。
おわりに|判断力は、最初から自分の中にあった
この体験で私が一番悔しかったのは、お金のこと以上に、「自分で考える時間を手放してしまったこと」でした。
本当に信頼できる人は、判断を急がせません。
本当に寄り添う人は、内容を隠しません。
この記事は、誰かを否定するためのものではありません。
私自身の判断の過程を振り返り、整理した記録です。
どうか、「信じたい気持ち」が、自分を苦しめる形で使われませんように。
この体験が、あなたが一度立ち止まって考えるための材料になれば嬉しいです🕊️